1:名無しさん


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再びこのポストに注目が集まっています。多分、ドンキさんのレンズ付きフィルムの関係かと思いますので、別のポストで書いたことを付記しておきます

要約すると

① 乳剤面の反対側に塗布されたカーボン層は既に除去されているので、日本国内の現像機で対応可能
(※但し、②~⑤の違いがある)

② 日本国内の現像機はC-41の仕様で、ドンキさんに使われているフィルムの仕様はECN-2と現像仕様は異なる

③ 違いは現像時の温度管理と時間がやや異なる
(カラーネガ現像の基本工程は同じ)

④ その差はそう大きくないので、現像結果に影響がでるものではない
(実際に、他のカーボン層除去シネフィルムで現像実績が多数あり。お客様からのクレームなし)

⑤ ただ、フィルムの軸への固定が通常の仕様と異なるので、自動現像機でフィルムを切断する際にトラブルが起きる可能性はゼロではない

⑥ 以上の理由で、お店ごとで受け付けるか否かの対応に差が出ている

⑦ 弊社の場合、フィルム終端切断時の事故リスクを減らすため、フィルムを別のカートリッジに詰め替えて末端処理を別途行ってから現像するので、通常より納期を長くして現像させて頂いている

https://x.com/yaotomicamera/status/1794147790911865049
先日書いたシネフィルムのポストが
また読まれてるようで、昨日から通知がちらほら

TLを確認すると
ドンキホーテさんの
レンズ付きフィルムの件からの流れ

全体の状況から申し上げると
富士フイルムさんのラボは受付不可
その他のお店は個々の判断

と言う事で、弊社も
「自家処理現像が出来るか
  またするのか否か」
ドンキさんのレンズ付きフィルム
を購入して検証しました

検証結果
① リムジェット層(カーボン層)を除去したシネフィルム(パーフォレーションの穴の形は100%シネ)
② フィルムエンドの処理は、巻き取り軸に取り付けられた透明の薄い樹脂板に黄色のテープでフィルムエンドが固定してある。ただ、手作業感があって固定位置にばらつきがありそう

弊社の対応
① フィルムそのものは現像可能
(実際の現像結果に問題なしを確認)
② でも…フィルム終端の切断不良が起きる懸念あり
③ 現像事故防止のため、フィルムを手作業で別のカートリッジに巻き直す方法で対応
④ お客様にリスクを告知の上、納期を余分に頂く

《結論:弊社の場合》
お時間を頂戴しますが、現像は受付ております