1:名無しさん
三菱重工はフランスEDFから発注を受けた加圧水型炉用蒸気発生器(SG)9基のうち3基を完成させました。SGのは同社の神戸造船所で行われました。日本の強靭な原発サプライチェーンが世界の原発稼働延長に貢献している事例と言えます。 https://t.co/Tb0EBZlBnd
— 分電でんこFC(電力・エネルギー業界応援) (@denkochan_plc) January 23, 2024
製作されたSGは、1基の長さが21m、重量が310トンです。内部には4500本以上の伝熱管を内蔵しています。材料は低合金鋼TT690で耐食性を高めるための熱処理が行われています。さらに、要求される機械加工の精度は0.01mmと高いものでした。
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三菱重工は、フランス、ベルギー、米国に向け、現在31基の交換用蒸気発生器の供給を行っています。そのうち15基が仏EDF向けで、1980年代に稼働した原発の改修に用いられます。1980年代に稼働したEDFの原発は、20年の稼働延長(60年運転)が計画されています。
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(まとめ)
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蒸気発生器は加圧水型炉における重要な機器です。一方、原発の長期運転を考える上で、その交換が必要な場面も出てきます。日本が部品供給を通じて、世界の原発設備容量の維持に貢献することの重要性は、脱炭素時代においてますます増加します。https://t.co/OntWGIMT5b
(参考情報)
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フランスで1980年代に稼働した原発の一覧です。炉型はCP1(900MWクラス)とP4(1300MWクラス)が主です。今回のSGは多分P4向けではないかと思います。https://t.co/nrtZIhGHPE