国際社会の非難を無視してウクライナに侵攻するプーチン露大統領の暴挙は、正気の沙汰とは思えない。釈然としない思いを政治学者で高千穂大教授の五野井郁夫さん(43)にぶつけると、まず冷静にプーチン氏の行動原理を見定めるよう諭された。「暴挙に見えても、彼なりの合理性で動いている」。その合理性とは何なのか。
プーチン氏を武力行使に駆り立てる思想を解き明かしたい。大学の研究室で五野井さんにそう伝えると、刺激的な言葉が返ってきた。「プーチン氏は正気を失っているとは思いません。ただ、現在は自由民主主義の価値観を共有していないことはたしかです。プーチン氏は自らがロシアの支配圏と考える国を取り戻そうとしています。その際、国際規範を理解しつつも重視していないと言えます」。
五野井さんはロシアのみならず、世界規模で民主主義の行く末を案じる。「議会を実質無効化する権威主義的な価値観は今後も広がっていくと思います。今こそ、その価値観に近づく国々に対し、民主化支援をしなければなりません」と力を込める。五野井さんは、9日のロシア戦勝記念日に発したプーチン氏の演説を重く受け止めた。「アメリカは、特にソ連崩壊後、自分たちは特別だと言い始めた。その結果、全世界、衛星国にすら屈辱を与えた」という内容だった。「このメッセージは多くの国に響いたでしょう」。ここで五野井さんが振り返るのは、第一次世界大戦後。「世界で新秩序が生まれる時に、敗戦国を明らかな負け組としてしまった。さらに、冷戦後の国際秩序の形成においても、敗者を辱めるアメリカの高慢さがあった。アメリカはアフガニスタンやイラクなどに軍事侵攻しただけでなく、多くの国に対して政治・経済的にも介入してきた。プーチン氏は同じことをしても許されると思ったのでしょう。民主主義の体現を掲げるアメリカが他国の主権を踏みつけにした歴史は再認識する必要があります」。
https://mainichi.jp/articles/20220519/dde/012/030/006000c
アメリカモーでなにが解決するんだよ頭でっかちが
つまり他国の主権を踏みつけることは正気の沙汰でないと言うことだよね
もうプーチンはDD論で正当化できる場所にいないから
>>1
この学者様は日韓関係の修復とか言い出しそうなバイデンにも介入するなって批判してくれるんですね?
アフガンの場合はソ連にも責任があるというかソ連の方が重そうだぞ
別の問題をごっちゃにして、正しいことを言ってる様に見せかける詭弁の手法。
アメリカがどうの言っても、
ロシアがウクライナの市民を殺していい理由にはならんだろ
どっちもどっち論を振りかざす人って、ほとんどは今悪いことしてる側の味方なんですよね
こいつ酷いな
ロシアの侵略と関係ないアメリカを何で出して来てるんだ
こいつもアジア記者クラブと同類だな
こんなのが学者やってるとは世も末
アメリカが悪いという主張はわかったけど、ロシアの何処が良いのかまともに書かないとどうにもならんよな