2024年の日本の丸太輸出量が輸入量を戦後初めて上回った。丸太輸出量は対前年比14%増の182万m3、一方丸太輸入量は12%減の177万m3。25年前は世界一の丸太輸入国だった日本が丸太の純輸出国に転じた。これは日本の林業、木材産業にとって構造転換を象徴する出来事と感じる。 pic.twitter.com/7y53P25yVo
— Shunsuke Hori / 堀俊介 (@hori_shunsuke) February 2, 2025
建設向けの木材などになる丸太の2023年の輸出量は159万5406立方メートルと22年を20.5%上回り、過去最高を更新した。前年を上回るのは2年ぶりで、これまで最高だった21年を超えた。中国向けの増加が寄与した。為替相場の円安進行が日本産の輸出の追い風となったほか、中国の需要家から見て他国産よりも割安感も出たとの見方が多い。
日本は主にスギやヒノキの丸太を中国や韓国などに輸出する。仕向け先のう…
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB02A570S4A200C2000000/
こちらが丸太輸出量の推移、182万m3、282億円。中国、韓国、台湾で99%を占め、韓国向けが対前年12%増、台湾向けが9%減も、中国向けが16%増で数量・金額とも過去最高を更新。中国は丸太の輸入は減少傾向にあるも、日本からの輸出量は増え中国にとって、NZ、アメリカに継ぐ針葉樹丸太輸入元となった。 pic.twitter.com/GJ4q9PCwOm
— Shunsuke Hori / 堀俊介 (@hori_shunsuke) February 2, 2025
「丸太輸入量は全盛期から97%減」こちらは1970年からの日本の丸太輸入量推移。最高を記録した1973年に5,249万m3だった輸入量は、51年後の2024年に177万m3となった。国内の木材需要は半減し、国産資源の充実、輸入品も製材などに変化した結果、一番川上の原材料である丸太の輸入量は減っていった。 pic.twitter.com/1GeqpmXWem
— Shunsuke Hori / 堀俊介 (@hori_shunsuke) February 2, 2025
「日本は北朝鮮からも丸太を輸入していた」こちらが通関統計に残る一番古い1990年と2024年の丸太輸入元一覧。
— Shunsuke Hori / 堀俊介 (@hori_shunsuke) February 2, 2025
かつては米材、南洋材、北洋材、NZ材丸太が日本各地に輸入されていた。今は米材が8割以上。かつては北朝鮮からも丸太を輸入していたのが驚きだった。 pic.twitter.com/s6257Tw6cd
「日本の津々浦々から丸太が輸出されている」2024年日本の税関別の丸太輸出実績。鹿児島、宮崎、熊本、大分で130万m3。九州が74%を占めるが、北海道、東北、山陰、四国と津々浦々に丸太が積まれ輸出されている。かつては港湾に輸入丸太があったが、今港湾にある丸太の多くは輸出向け。 pic.twitter.com/QeLc9FkSii
— Shunsuke Hori / 堀俊介 (@hori_shunsuke) February 2, 2025
補足)丸太輸入が減少したのは、需要云々より原材料から製品輸入へと変化した産業構造の変化が大きい。製材では年300万m3を輸入しており、木材全体ではまだまだ輸入の方が多い。それでも世界中から丸太を輸入していた日本の原木貿易において、輸出が輸入を上回ったのはエポックメイキングなことだろう。 pic.twitter.com/et9aX5zA0C
— Shunsuke Hori / 堀俊介 (@hori_shunsuke) February 2, 2025
欧州では木工機械が、米州では食品加工が工作機械の一角を占めているのですが、日本ではどちらも小さなシェアです。(電気・自動車が大きすぎる、とも言えますが)
— ペンとサイコロ (@pen_n_dice) February 2, 2025
木材輸出が増えれば、自動化が進んで私の業界(製造の自動化)も日本の木工に携われると良いなと思います。
日本の木工機械も小粒ながら頑張っており、キクカワエンタープライズ、名南製作所、太平製作所あたりは国外での売上をかなり伸ばしています。ただ、電気・自動車はでかすぎますね。
— Shunsuke Hori / 堀俊介 (@hori_shunsuke) February 2, 2025
私は言ってみれば装置の「部品」を扱う会社なのですが、欧州では「木工用に専用モデルを作ってほしい」という要求まであるのですが、残念ながら現状日本ではそのレベルの話は出来ないんです。
— ペンとサイコロ (@pen_n_dice) February 2, 2025
やっぱり規模が大きくなるとそうした部品の自由度も上がるので、期待したいところです。
日本政府の政策ですね。
— イヴ (@t8Ln1qDfwLJxgbi) February 2, 2025
木を伐採して山の土砂を採掘して土地を売ることにより仕事や経済を動かそうという場あたりてき政策です。
いつかは国内の森林はつきる。
山や海での生物環境に変化をもたらします。もちろん人間の生活環境にも自然災害(人災)として変化が起きます。
切るために植えたものだとはいえ、切り方そして林業としてのグランドデザインに欠けますよね。なのでここ最近は政策に期待するのではなく、自社で理想を目指すごとに舵を切り、私もすっかり育林、山林管理の方の仕事を増やしています。
— Shunsuke Hori / 堀俊介 (@hori_shunsuke) February 2, 2025
木造住宅作らなくなったから?
— 高橋登史朗 (@toshirot) February 2, 2025
すげ~。
— とはずがたり (@tohazugatali1) February 3, 2025
昭和時代後半に閉山になった大量の中小零細鉱山の復活迄あと少し(かもw)
九州は丸太の輸出が多いです。県を超えた出荷組合を作ったのを契機にほぼ放置されてきた山の木を主に中国へ輸出して、中国家電の運送用の枠木として消費されている、という映像レポートをNHK の九州ローカルで見たことがあります。その影響で盗伐まで発生していましたが今はどうなのでしょうか?
— かえる姫🐸@めんどくさい難病闘病リハビリ中くるしゅうないぞ🪭👑 (@aminah2500) February 2, 2025
米やら農作物と同じで様に国内で売るより外で売れる様になったのか、 https://t.co/z11lniZf2L
— UrayasuMouse (@MouseUrayasu) February 3, 2025
素晴らしい https://t.co/pUEYUlCOyI
— 環境倫理学の柴犬太郎 (@hetare_sugar) February 3, 2025
食料問題に関係する米輸出より、花粉症の根源を輸出してくれるならおおいに結構! https://t.co/LPh6ZE1QSt
— ゾガ(クピャンスク攻略開始記念アカウント) (@ZHOGA12) February 3, 2025
ワイの息子 木こりに興味津々でYouTubeで倒木動画ばっか見てる 先見の明やな https://t.co/J7Ou3RYbtq
— とにぃ (@hongkongbaby89) February 2, 2025
これは驚き。昔習ったこととして、国産材が安い外国産材に負けてることばかりが印象に残っていましたが、時代は変わりましたね。国内の事業者には大きなチャンスになるか…!? https://t.co/88hdv9KMew
— むーさん (@mu_house) February 2, 2025
花粉の季節なのでスギ全部輸出して花粉の出ない木に変えてほしい。めちゃくちゃ難しいのはわかる。 https://t.co/nIuu4dLFZA
— 村田一樹@秋葉原のアッパー系コミュ障コンサルタント (@kazuki_murata) February 3, 2025
飛行機から山岳地帯を見ると伐採した杉林が
— ☆💫☆め☆め💫ん☆と💫森💫☆の☆💫言う☆💫こと😸にゃ💫☆ (@CCCheckingKong) February 3, 2025
ちらほら見える様になったなと思ったら
そう言う事か https://t.co/yiO4WvtweX