今月23日、日本テレビは汐留にある同局内で定例社長会見を行った。その際、石澤顕社長は17日に局編成幹部が旧ジャニーズ事務所(現『SMILE-UP.』)の性加害問題に関連して、同社を訪れたと明かした。会見で石澤社長は、訪問の理由について「今後の取り組みを確認」するためだと説明したが、この訪問には他にも狙いがあったと芸能事務所関係者は語る。
「事務所開き当日、訪問する際に花束とお菓子を持参して一番乗りで事務所を訪問したのが日テレの編成部長と企画担当幹部局員でした。本来は編成局長も行く予定だったようですが、都合が合わなかったようです。真っ先に忠誠心を示す目的があったのだと思います。
『SMILE-UP.』の社長室は、ほかにもメディア各社から送られてきた多くの胡蝶蘭や花束で埋め尽くされていましたよ。日テレのすぐ後には、他局の幹部らもこぞってやってきていました」(芸能事務所関係者)
さらに日テレのジャニ担(ジャニーズ担当局員)は人数が増員され、旧ジャニーズ事務所関係者に対してこれまで以上に“おもてなし対応”を続けているという。
「性加害が認定されてからも、関係性は以前とまったく変化はありませんね。今のところ各テレビ局のジャニ担は沈黙していますが、裏では綿密に連絡を取っています。むしろ、今回の一件で、各局のジャニ担は旧ジャニーズ事務所との絆を深めた感じすらあります」(同前)
全文はこちら
https://friday.kodansha.co.jp/article/338867