この事件は4月22日、木更津市で飼われていたドーベルマンが逃走したことから始まる。ドーベルマンは一度は保護されたものの、5月8日に再び逃走したとして、警察などが捜索していた。
ところが、19日、新たな情報が入ってきた。当時ボランティアで捜索に参加していた岡島容疑者らが、ドーベルマンを盗んだ疑いで逮捕されたのだ。
「返したくなかった」飼育環境に苦言も
イット!は、先週木曜日に当時の捜索の状況について岡島容疑者に話を聞いていた。
岡島愛容疑者:
びっくりしました。ニュースでイノシシを追いかけてったとか書いてたから、バラバラなのかなとか思って、それこそ子犬1匹だけでも見つかったらいいかなみたいな気分で行ったんですけど、全員並んでたんで夢かと思った。
事態が急展開したのは19日午前。警察が埼玉・越谷市で逃げていたとされていた親のドーベルマンを、また草加市で子犬を保護した。そして千葉県警は、木更津市の79歳の男性の敷地内に侵入し、飼っていたドーベルマンの親子2匹を盗んだ疑いで、岡島容疑者と高橋里衣容疑者の2人を逮捕した。
岡島愛容疑者:
別に暴れることもなく、警察の人が来るまで一緒に座っていてくれました。
冷静な表情でドーベルマンを保護した時の様子を話していた岡島容疑者。しかし、保護されたドーベルマンの飼育環境について質問すると、強い口調でこう答えていた。
岡島愛容疑者:
囲いの中にいるだけの野良犬と変わんないんで、それだったら自然にいた方が幸せなんじゃないですか。もちろん交通事故とか怖いんですけど、そういう意味では保護したいなっていう気持ちはあるけど、捕まえてまた戻るぐらいなら山とかで野犬になった方が幸せですよ。
さらに、ドーベルマンの飼育環境についてこう主張していた。
岡島愛容疑者:
(逃走したドーベルマンを)返したくなかったですよ。どうなるんだろうって本当に不安だった。床にこぼれるぐらいのよくわかんないお皿に盛り盛りの置き餌みたいなフードで。何これ?みたいな。
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https://www.fnn.jp/articles/-/362472?display=full
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