「処理水」で中国が輸入停止、漁業関係者に追加支援へ…ホタテ貝の国内加工・販路開拓
東京電力福島第一原子力発電所の処理水海洋放出への対抗措置として、中国が日本産水産物の輸入を全面停止したことを受けて、政府は漁業関係者の追加支援に乗り出す。中国向けの輸出が多いホタテ貝について、国内加工や別の販路開拓を支援する。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230827-OYT1T50040/
ホタテの中国向け輸出が増えたのはここ数年のことだ。
「かつてはホタテの輸出先トップといえばアメリカでした。中国がトップになったのは2015年以降です。中国国内のホタテ需要に加え、中国の業者が日本産を輸入して、それを加工してアメリカに輸出するようになったからです。つまり、アメリカにおける日本産のホタテ需要はいまだに大きなものがあり、今後、中国向け輸出がストップすれば、自然とアメリカ向けにシフトしていく動きが出てくるはずです」(道内の水産関係者)
https://toyokeizai.net/articles/-/689253