初優勝が期待されるベルギー(FIFA世界ランク2位)は、モロッコ(同22位)にまさかのジャイアントキリングを食らい、敗戦。ベルギー本国で民衆による暴動が起き、警官隊が催涙ガスなどで応戦する事態に発展した。27日の英紙デイリーメールなどが報じた。
大番狂わせに終わった直後、怒れる民衆が爆発した。ベルギーの首都ブリュッセルやアントワープなどで複数の暴動が発生。車などがレンガで破壊され、火が放たれたという。
ブリュッセルでは、数十人の暴徒に投石などで攻撃された警官隊が、催涙ガスや暴徒鎮圧用の高圧放水銃などで応酬。ダウンタウンの一部が封鎖され、地下鉄やトラムも警察命令により運行を一時ストップした。
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