1:名無しさん




土佐のオナガドリ(尾長鶏、長尾鶏、オナガドリ)とはニワトリの品種の一つである。長尾鶏(ちょうびけい)、長尾鶏(ながおどり)とも呼ばれる。オスの尾羽が極端に長くなるのが特徴で、そのためオナガドリと呼ばれる。高知県原産で、日本の特別天然記念物に指定されている。

特別天然記念物指定名は、『土佐のオナガドリ』。

ニワトリは通常一年に一度羽が生え換わるが、オスのオナガドリは尾羽が生え換わらないため、尾が非常に長くなる。明治時代までは尾の長さは3m程度であったが大正時代に止箱(とめばこ)と呼ばれる縦長の飼育箱が開発され、尾が損傷しないように鳥の動きを抑制する飼育法が行われるようになり、尾がさらに長く成長するようになった。

尾は若いうちは一年に80cm~1m程度、成長するが加齢とともに尾の伸びる早さは鈍る。鶏が長生きした場合には尾の長さが10m以上に達することもあり、最も長いのは1974年に13mという記録がある。ギネスブック掲載の記録では、1974年7月20日に計測された10.6mが最長。現在では尾がそれほど長くならなくなり、93年には最長7m以上だったが、2013年3月時点の最長は3.6mで、大半が1m台となっている。これは近親交配の増加が影響しているとみられ、南国市ではDNA解析を基にした交配で、元の姿を取り戻す保護作戦を始めている[7]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%83%89%E3%83%AA