1:名無しさん




同氏は、2月1日時点で同基金の流動資産(中央銀行の口座にある通貨と金)の額が3兆8000億ルーブル、つまりGDPの2%未満に減少したと指摘している。戦争が始まる前はGDPの7.4%だったとザドルノフ氏は回想する。

政府が予算の石油・ガスからの超過収入を使って何年もかけて積み立ててきた基金の資金は、防衛発注と大規模な予算支出に充てられ、3年間でGDPの10%、つまり20兆ルーブルの経済刺激策をもたらしたとザドルノフ氏は推計している。

しかし、その結果、政府には不測の事態に備えた準備金がほとんど残っておらず、一方で軍事費と戦争費は増え続けている。2025年には、軍事費と戦争費は13兆2000億ルーブルに達する見込みだ。これは前年比22%増、2023年の2倍、戦前の2021年(3兆5000億ルーブル)のほぼ4倍にあたる。

https://www.moscowtimes.ru/2025/02/12/hvatit-nebolee-chem-napolgoda-eks-ministr-finansov-rossii-konstatiroval-pochti-polnoe-ischerpanie-fnb-a154958