日本は再び世界的な半導体チップ競争の舞台へと復帰しつつある
2022年に入ってからの世界的な景気後退への懸念などを背景に、世界の半導体売上高は6か月連続で減速しており、半導体業界は2018年の米中貿易戦争以来最も長い停滞を経験しています。世界に流通する半導体のほとんどを供給している台湾をめぐりアメリカと中国の対立が表面化しつつある中、半導体産業はかつて世界最大の半導体生産国だった日本に目線を向け始めていると、The New York Timesが報じました。
2022年7月29日に、日本とアメリカの政府は次世代半導体の量産に向けた共同開発を行うことを発表し、有志国とともに半導体の生産が台湾に一極集中している現状を緩和させていく方針を掲げました。経済産業省情報産業課の西川和見課長は報道に対し、「世界が平和で、半導体を誰が供給しても構わない時代は終わりました」とコメントしています。
かつて世界の半導体の半分を生産していた日本ですが、グローバル化に伴う半導体生産の海外委託により国内産業が空洞化したため、2019年時点における半導体売上高の世界シェアは1割まで低下しました。依然として、日本は半導体に必要な化学薬品や高度な製造用機器で世界をリードしていますが、専門知識の不足や経済的な問題が「日の丸半導体」の復活を阻んでおり、巻き返しには「10年で10兆円の官民投資が必要」と見積もられています。
全文はこちら
https://gigazine.net/news/20220808-japan-semiconductors-chips/
原発次第だね
半導体工場は電気食いだ
原子力発電と水力発電の両方なくして工場稼働は不可能
だからこそ韓国人と中国人は総力をかけて日本の原発再稼働を阻止している
無理
人材育成20年間途切れたから
急に復帰とか言ってもできる分野も規模も限られてる
特にSoCとかCPU分野での復活はない
まあできたとしてあと15年以上はかかるだろう
>>7
DRAMはそうだけどCPUはまだ大丈夫だな。
結局は技術力じゃなくてファイナンスとセールスの問題。
>>7
さすがにそこまでではない
人材はある
環境さえ整えばいつでもスタートできるよ
>>9
マジで?
それなら良かったけど
大学同期で国産CPU設計してた連中は2005年頃までにみんな全くの異業種に移っちまった
奴ら曰くその他の社内同期も殆ど同様か
別事業部などに移って日本オワタとか嘆いてた
あと唯一生き残ってるフラッシュ分野に居る知人もロジック系はヤバいと言ってたし
多用途チップの試作会社の友人は
もう欧米の半導体の標準化に全くついていけないといってたもんで…
まあ国が変な会社作って邪魔しなければ自然と人材育つかもw
>>43
外資で現役でまだLSI設計してるものだが、あなたの懸念は当たっている
設計の根本的な事柄、Verilogだのspiceやトランジスタのvtがどうのという事は、細々と伝わっている
(cadenceやsynopsisを扱える、netlistを加工できる。国産電機メーカーの内製シミュレーターはもう使っていないが、ここは問題では無いと思う。)
ただ、それがわかった上で、想像以上に細かい普通のデスクワークをやるのがLSI設計の実態だと俺は認識している
それこそ、面倒でもレイアウトを見るとかも仕事に入る
そういう部分に対応できる人の数が足りてない
また、このてのノウハウこそ、一度人材が途絶えてしまうと再構築が難しい
非常に優秀な若手なんかもいるから、このまま消滅する事は無いとは思うが復権とまでいかないと思う
仮想通貨バブルが瓦解したから
半導体余りが来ると思う
熊本に工場作ってるけど出資の大半は台湾だろ
台湾有事でおしゃかじゃねーか
>>13
地味に三菱がパワー半導体工場計画してる
地震と電気を除けばアメリカにとって都合のいい半導体製造の条件が揃ってるからな。
円安は輸出に追い風
自動化が進んでいるから昔のような雇用もいらない
負ける要因がないな(笑)
米国主導のサプライチェーンに組み込みについでに工場も建つからアドバンテージは取れるんだよね
1980年代に日本の経済特に半導体産業を根絶やしにしたのはアメリカなのになw
その影響で中国が大発展したらアメリカがやばくなってきたからやっぱり日本のほうが
安全だったわってほんと調子のいい連中だよなw
①最先端~20nmはコストが高く、素子の特性が悪く、プロセッサの設計にしか使えない。
②その他の半導体素子はすべて30nm以上の古いプロセスで作れていて、特に一番設計案件が多い40nm以上がまったく足りてない。
③40nm以上、あるいは100nm以上の古いプロセスは需要が多いのにも拘らず、生産会社の意向で微細なプロセスに置き換えられ、多くが日本と台湾にしか残って居ない。
TSMCなんかもそこを理解しており、需要に応えるため(恐るべきことに)30年前のプロセスを維持している。
④小口径ウエハーを使った(古めの)半導体については世界最大の生産国は日本という状況。いわゆる汎用製品の多くが日本で生産されている。
つまり多くの半導体メーカーが欲しがるのは
最先端(プロセッサ)+古いプロセス(その他すべての半導体製品)であり、この中間は需要が少なくなってしまう。
最先端からは完全に脱落した「2位」のサムスンなんかはこのギャップで苦しい立場。
現在、10nm以下の先端プロセスのシェアはTSMCが9割でサムスンが1割である。
そもそも彼らはメモリー専業にほぼ近いため、直ちに経営に問題が出てくるわけではないが、
アメリカはメモリーメーカとしてはすでにマイクロンと東芝を手中に収めているため、
半導体生産者としてのサムスン、そして韓国の重要度が下がってしまう事態を招いている。
>>86
LSIからみてるんだろうが、100nm以上とか30nmとか書き方がなんか違和感覚えるというか・・・・
あと30年前のプロセスって0.6~1μmの時代で指摘されてるレスにその辺のこと書いてる内容ないのも気になる
(45/40nmは半導体からいえば新しい方だ)
>米、半導体7兆円補助 大統領署名…生産・研究 「国内回帰」促す
>https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220810-OYT1T50057/
かつて日本が超LSI開発補助金を民間に融資していたときに、
不公正だ云々と噛みついていたアメリカだったのに。身勝手過ぎる。
そもそも、半導体素子はトランジスタの頃からずっと、半導体メーカーは
アメリカの軍需に非常に大きく依存していたという歴史があるのに。