1:名無しさん




■その正体は水質の観測所だった。デザインの由来は「東国三社」

何かの宗教施設なのか、いたずらか。正体が気になって調べたところ、意外とあっさりと「謎の神殿」の正体は判明した。これは、北浦の水質を調べる観測施設「釜谷(かまや)沖水質自動監視所」だった。

北浦の水は水道のほか工事用水や農業用水などに使われているが、水質が問題ないか自動観測している。この建物を設置した「水資源機構・利根川下流総合管理所」に問い合わせたところ、以下のような話だった。

「釜谷沖水質自動監視所は、1994年6月に設置しました。この地域には、東国三社として知られる鹿島神宮、香取神宮、息栖神社(いきすじんじゃ)があることから、これらの神社をイメージして建てられました。北浦の水深は3〜4メートルあることから、鉄鋼製の杭がかなり深くから打ち込まれています。年に3〜4回、職員がボートで行って点検作業をしています。北浦をはじめとする霞ヶ浦の水質監視のことが、SNSで注目を浴びることはうれしく思います」

霞ヶ浦の西浦には「掛馬沖水質自動監視所」があるが、こちらは「霞ヶ浦の風物詩だった帆曳き船をイメージして建設しました」と利根川下流総合管理所の担当者は話している。

https://www.huffingtonpost.jp/entry/kitaura_jp_6196ee58e4b0f398af02bf68