中国発粒子状物質の季節が始まった。中国北京一帯に粒子状物質警報と濃霧注意報が同時に発令された1日、北京道路公社がG1北京-ハルビン、G2北京-上海、S15北京-天津など管轄する高速道路8路線を閉鎖したと新京報が報じた。
この日、中国中央気象台は首都経済圏である京津冀(北京・天津・湖北)一帯を覆う今回のスモッグが、北側から冷たい空気が降りてくる2日夜まで続くと予報した。韓国も影響を受ける見通しだ。韓国国立環境科学院の大気質統合予報センターのPM2.5(微小粒子状物質)週間予報によると、今週末である4日は仁川(インチョン)と京畿(キョンギ)南部、忠南(チュンナム)地域のPM2.5濃度が36マイクログラム/立方メートル以上を記録すると予想した。
中国首都圏の今回のスモッグは一帯一路(陸・海上新シルクロード)フォーラムが終わった先月22日から始まった。30日、京津冀中南部と河南省北部は空気質量指数(AQI)が6段階のうち第4~5段階である151から300まで悪化した。
【写真】北京を覆ったスモッグ
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