1:不知火(SB-Android) [CN]:2021/11/17(水) 19:04:21.42 ID:+myWiDPr0 BE:866556825-PLT(21500)
テスラより売れてる中国のEV、人気の秘密は「50万円で買えるおしゃれな移動ツール」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8efc4f4691519fc8a0bf2f37ee95800e34413f38
五菱汽車の「宏光MINI EV」。これまでの自動車の概念を変えるEVだ
「1度充電すれば1週間走行できて、なおかつ50万円で買える」こんな電気自動車(EV)が中国で大ヒットしています。EVといえばテスラの名前を思い浮かべる人がほとんどでしょうが、中国では五菱汽車が2020年に発売した小型EV「宏光MINI EV」がテスラを上回る人気となり、中国国内の全自動車販売台数で2位になったほど。この動きは販売台数でiPhoneを抜き去ったシャオミのスマートフォンの姿を見ているかのようです。
一見すると日本の軽自動車に見える宏光MINI EVですが、サイズは2,917×1,493×1,621mmと確かに軽自動車サイズ。なお日本の軽自動車は横幅が1,485mm以下と定められているので若干横幅がワイドです。「こんな自動車ではドライブに行くのは窮屈だろう」と考える人もいるでしょうが、そもそも宏光MINI EVはドライブに使うレジャー向けの車ではありません。日々の通勤や買い物に使う、街中での移動の足として設計された自動車なのです。
宏光MINI EVが売れている理由はその「足」に特化したからです。価格はエアコンなし、9.3kWhバッテリーで航続距離120kmのベーシックモデルが2万8,800元、約51万円。エアコン付きは3万2,800元、約58万円。そしてバッテリーを13.9kWh、航続距離170kmにした上位モデルが3万8,800元、約69万円です。エアコンなしは地域によってはちょっとつらいでしょうが、駅までの往復やスーパーへの買い物程度に使うなら十分かもしれません。また一度の充電で120km走れるのなら、1日17km程度ですから毎日の通勤や買い物にも週1度の充電で済むケースもあるでしょう。
コンパクトな本体ですが、内部は4シート構造。ただ後部はシート間隔が狭いので大人4人で乗るというよりも、子供のいる若い夫婦が家族で出かける用に使うのがいいかもしれません。また後部シートを折りたためば大きい荷物も入ります。ちょっとした荷物を運ぶことができるのも宏光MINI EVの特徴です。
本体のデザインはまだヨーロッパの小型車と比べると無骨な印象があるものの、小さいボディーにカラフルなカラーリングということで、ファッションの延長として自動車を欲しいと考える中国の女性消費者にも宏光MINI EVは受けています。インフルエンサーがSNSで宏光MINI EVと一緒に撮った写真をあげることも増えているのとのこと。自動車といえば最高速度や設備の豪華さ、外観をアピールする製品が多い中、宏光MINI EVは「かわいくて実用的な日常生活品」として人気を高めているのです。
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