1:名無しさん




*投書
採用枠を外れ続けた氷河期世代
アルバイト
裏出ゆかり 44 (京都府精華町)
「就職氷河期世代」に限定した採用を、自治体や省庁 が始めた。我々氷河期世代の大学卒業時、多くの企業が採用を見合わせていた。 200社近くに資料請求したが、ほとんど返信がなく、応募することさえできず、長時間労働や低賃金の仕事に就くしかなかった。30代で転職しようとすると「新卒じゃない人はいらない」と言われ、40代になると「管理職経験がない中途採用者はいらない」とも。 常に採用枠からはじかれてきた。社会の中軸となるべき世代がすっぽり抜け落ち、企業は人手不足。結婚や子育てをする金銭的余裕はなく、少子化は加速の一途だ。この20年で多くのものを失ったのは氷河期世代だけではない。企業は労働力を、社会は納税者を失い、日本は未来を失ったのではないだろうか。