日本発?2次元を3次元に転写する方法。
— 瀧波 一誠 | 地理と珈琲を愛する人 (@mokosamurai777) December 8, 2024
日本古来の伝統芸術、「墨流し」をルーツに持つとも言われる現代の転写方法「水圧転写」。
1982年に最初の米国特許が取得されていますが、その申請者も株式会社静岡キュービック(現タイカ)の中西幹育氏で日本企業、日本人です。pic.twitter.com/gP3NeN1tdI
この手法は2次元の図面を3次元に転写することができることが特徴で、転写先の素材を選ばないことから、自動車などの工業製品などのデザイン、さらに芸術分野でも用いられるようになっています。
— 瀧波 一誠 | 地理と珈琲を愛する人 (@mokosamurai777) December 8, 2024
そのルーツともされる「墨流し」は、9~12世紀頃日本で見られるようになった墨汁を用いたアートで、
中国でも「流沙箋」という装飾紙が9世紀頃に見られます
— 瀧波 一誠 | 地理と珈琲を愛する人 (@mokosamurai777) December 8, 2024
日本で生産されて現存するものは12世紀頃以降のものなので、中国から日本に技術が伝播した可能性も高いですね。
その後、西方に伝播してイスラム世界、さらにヨーロッパへ。大理石の模様と似ていることから、17世紀頃大ヒットしています。 pic.twitter.com/C2a0eGGt5Q
株式会社タイカさんのウェブサイトはこちら。
— 瀧波 一誠 | 地理と珈琲を愛する人 (@mokosamurai777) December 8, 2024
「曲面印刷事業」を展開されている所に、今回のお話の流れが見えます。
祖業は衝撃吸収素材を開発・製造する化学メーカーさんですね。https://t.co/i6aWCdVdXr
海外の技術だと思ってました😶
— 徳村🌾島の米農家🇯🇵 (@masa_sansei) December 8, 2024
米特許なので海外と言えば海外なのですが、日本で最初に実用レベルに持って行ったというのは素晴らしいと思いました。
— 瀧波 一誠 | 地理と珈琲を愛する人 (@mokosamurai777) December 8, 2024
タイカさんは、その技術を生かして曲面印刷事業も展開しているようです。
墨流しの着物、持ってます。
— 誌乃(やっぱり猫が好き) (@satomi_frog) December 8, 2024
技法も見せてもらったことありますが、長い反物に一瞬を写す(移す)技術は素晴らしいです。
墨流しの技法も素晴らしいですよね。
— 瀧波 一誠 | 地理と珈琲を愛する人 (@mokosamurai777) December 8, 2024
何世紀にもわたって磨き上げられてきた伝統技術ですし、その模様が何とも現代のプリントとは異なる味があって好きです。
2006年頃発売GR一周年記念限定3000台も水転です。 https://t.co/XdnI6J1TUf pic.twitter.com/7itggKkVIL
— 金色明生 (こんじきあせい) (@S_Mitsumasa) December 9, 2024
インクが浮かんでいる水槽に物を入れて転写している動画を時々見るけど、毎回どういう仕組みなのか気になってた。手品や図工というぐらいカテゴリで見ていたから、これだけ高度な技術だと知って感動している。 https://t.co/N0988u9GPi
— ミライミタイ (@ashitawaha0) December 8, 2024
日本の技術だったんだ https://t.co/v14ylN01LP
— kuniyam (@kuniyam) December 9, 2024
やはり伝統芸はすげぇぜ。#芸術 #墨流し https://t.co/EF1YNg7DsK
— 黄金の心臓⛄🌕🌸 (@nekokkomutimuti) December 9, 2024
墨流しって着物にもあるやつ?
— The L INDa (@ma_yu_linda) December 8, 2024
こんなものにまで転用可能なんだ。すごい。 https://t.co/IqENItZBMm
マーブリングだから諸説あるやつだ。手製本の時代の技術 https://t.co/o3BGij9MTR
— 齋藤 義幸 (@cyproduct) December 8, 2024
車の内装に木目を取り入れるのに使われていたと記憶しています https://t.co/BEKlKPz8r6
— ぴっぐ 👀 (@pig0x0) December 8, 2024