1:名無しさん




多くの路線が「普通車26℃・弱冷房車28℃」

暑がりの人、寒がりの人がいるように、体感温度の差は人によってさまざまです。

首都圏のおもな鉄道会社の車内温度設定は、小田急電鉄・京王電鉄・東武鉄道・西武鉄道・京浜急行電鉄・東京急行電鉄・東京地下鉄(東京メトロ)の7社がいずれも「普通車26℃・弱冷房車28℃」。JR東日本は路線によって異なりますが、山手線の場合は「普通車25℃・弱冷房車27℃」と、大手私鉄各社より、やや低めになっています。

東京都交通局(都営地下鉄)は浅草線・三田線・新宿線が「普通車25℃・弱冷房車28℃」、大江戸線は「普通車22℃・弱冷房車24℃」と、特に低めに設定されています。これは大江戸線の車両が、おおむね長さ16.5m×幅2.5m×高さ3.1mと、他路線車両の長さ20m×幅2.8m×高さ4mに比べて、小ぶりなことによります。狭い車内では冷気が通りにくいことから、温度を低く設定しているといいます。

車掌がこまめに車内温度を確認・調整

けれども、天候や車内の混雑状況などによって、乗客の体感温度は変化します。

その対策として、たとえば東武鉄道は「車掌が随時、空調機関係のスイッチの入り切りを行い、適切な車内温度の保持に努めています」。西武鉄道では「車掌が日頃より状況をこまめにチェックし、きめ細かな温度管理を行うよう指導しております」。東京メトロも「外気温や車内の混雑度を考慮しながら、乗務員が『入・切』を行っています」といいます。

https://weathernews.jp/s/topics/201908/270085/