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芸人仲間が行方不明だと騒ぎ出し安否が心配な〝超軟体芸人〟エスパー伊東(61)について30日、友人のお笑い芸人・ビトたけし(58)が消息を明かした。
騒動の発端は、親交が深い南部虎弾の「エスパー伊東と連絡が取れない! 事件性まで感じてしまう!」という29日のツイート。伊東が所属する芸能事務所の社長でもあるビトによれば、すでに伊東は「ケータイを解約している」という。だから友人知人も連絡の取りようがないわけだ。
伊東は1年以上前から、老人ホームに入所しているという。場所に関しては「誰にも言ってない。公表したらホームへ行ってしまう人もいるだろうし、他の方(入所者)に迷惑掛けてしまうので」。そもそも長引くコロナ禍で、面会は家族でも難しく、ビトも伊東とは入所時以来、会っても話してもいないそうだ。
気になる近況だが「担当の人がいなくて、他の人にさっき電話で聞いてみたが、あまりいい状態ではない」とのこと。
「入所時は『早く良くなって、また復帰しましょう』という感じだったが、今は認知症で半分寝たきり状態。人の手を借りなければ食べられず、会話も『はい』『いいえ』ぐらいで、本人もほぼ分からないようだ。コロナで外には出れず、人とも会えず、認知症が進行しているみたい。僕と会っても分からないかも」
聞けば、唯一の身内である実父も別の老人ホームに入居しており、その父親に頼まれビトが伊東の身元引受人に。「去年、頭のCTを撮ると聞いたが、その後の連絡はなく、いま生命に関わる状態というわけではない」というのがせめてもの救いだ。
ボストンバッグに体を入れる芸などで股関節を酷使したのがたたり、伊東は2018年3月に「右変形股関節症」と診断。その年末に本人が会見を開いて明かし、翌19年2月には人工股関節を入れる手術を受けた。その後はリハビリや入院、転院を繰り返し、脳梗塞も発症。翌20年2月に出演したテレビ番組では、収入が途絶え、生活保護を受けていると明かしていた。