暴力団組員逮捕めぐる「フジテレビの報道」が物議 「通報者が特定される」「報復が心配だ」
マンションの一室から覚醒剤と大麻が見つかり、指定暴力団の組員らが逮捕された事件を報じたニュース記事が「通報者が特定されるのではないか」と物議をかもしている。専門家は「市井の人々が情報提供をためらうような影響も考えられる」として、メディアの報道のあり方に一考をうながしている。<中略>
事件発覚の端緒として、次のような説明がされている。
〈現場マンションの住人から、「隣のカップルがデカい声でケンカをしている」との110番通報があり、板橋署の警察官が駆けつけたという。〉
こうした内容やタイトルからは「マンションに住む部屋の隣の住人が通報した」と読み取れるため、通報者が特定されるおそれがあると心配されているのだ。
集合住宅であれば通常、「隣の部屋」は2戸。もし角部屋なら1戸まで限定されてしまう。
この事件をめぐっては、複数のメディアも同時期に報じているが、通報者を特定させる伝え方を避けていた。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/84f1532200d312d67f25670b7f9a4ca13ec4a00f