6年前の事故で過失運転致傷の罪に問われて無罪となったものの、運転免許を取り消されたままだった女性が、民事裁判の結果、16日、ようやく免許証の再交付を受けました。
◆女性(40代)
「長かったけど、ゴールドで無事戻ってきた。自分の中では一区切りついた」
免許証を手にうれしそうに語る福岡市在住の40代の女性。
16日、この日を迎えるまでは、長く険しい『道のり』でした。
ことの発端は2017年2月、福岡市早良区の国道で、この女性の運転していた軽トラックが原付バイクと衝突し、バイクに乗っていた当時18歳の少年が大けがを負った事故でした。
この事故で女性は免許を取り消された上、過失運転致傷の罪に問われました。
しかし、その後の刑事裁判で無罪が確定。
免許の取り消しも無効になると思われましたが、福岡県側は「刑事処分と行政処分はそれぞれ独立している」と主張し、免許に関する処分を取り消しませんでした。
このため女性は、免許取り消しの無効を求める裁判を起こし、今年3月、一審の福岡地裁で勝訴。
県側の控訴で行われた二審でも、福岡高裁は9月26日、一審判決を支持して免許の取り消しを無効と判断しました。
これを受けて、10月5日に県が上告しないと発表し、女性の長い闘いに終止符が打たれました。
そして、免許取り消しから5年9カ月が経った10月16日ー
◆女性(40代)
「長かったです。平成29年(2017)からですもんね。びっくりしますよね。(免許が)戻って来たら、それなりにほっとしています」
判決確定により、県は女性の免許について「期限が来ていないもの」として更新できるよう手配。
女性は、ゴールド免許を再び手にすることができました。
◆女性(40代)
「長いこと免許がなく運転していないので、まずは車庫入れの練習をしたい。旅行が好きなので、行ければ」
しかし、県からの説明や謝罪はなかったといいます。
◆女性(40代)
「私個人で終わらせようと感じたので、もっと取り上げて、大きな問題として声を上げられない人もいるので。理不尽なことが減るように活動できれば」
同じような思いをする人が出ないよう、女性は今後も制度の改正を訴えていきたいとしています。
https://www.fnn.jp/articles/-/601331
※他ソース
職権更新で6年ぶりに女性に“ゴールド免許交付”~事故で免許取り消し→無罪→「免許取り消し」は継続
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/780533
https://newsdig.ismcdn.jp/mwimgs/6/2/680mw/img_62282e2aa851c4d206773bf2c350eee665984.jpg
金も時間も無駄になっちゃったねw
要するに行政様にはたてつくなってこと🥺
これ昔からあるパターンだけど、控訴までするのか
行政は謝罪すべきだわ。
そして損害賠償金を払うべき。
これ民事訴訟じゃなくて抗告訴訟の無効等確認訴訟じゃね
県知事相手に賠償訴訟起こせば?
無罪が確定するってどんな事件やったんかね
事故現場検証した警察が相当アホやったんやろな
間違えて俺の免許を取り消した時は、菓子折り持って詫びに来たけどな。
間違えた相手とは同姓同名で生年月日も同じで住んでた所も高島平団地だったんだが。
>>17
そりゃ間違えるわw
ゴールドか否かで更新手続きにかかる時間に雲泥の差がうまれるからな。
警察は行政処分と刑事処分は別だって言って話もきかんからな
なんでこんな面倒なことになっとるんだ
理由が取り消されたら速やかに直せよ
>「刑事処分と行政処分はそれぞれ独立している」と主張
昔からこれ言うけど、行政の一貫性は重要じゃねえの?
なんで控訴したし
ほんと良く無いねえ
裁判はまだ終わりじゃない
福岡県知事の謝罪と慰謝料を求めて裁判だ
これ詳しく見ないとなんとも言えないね
刑事罰と行政罰は違うってのは当然な主張なわけでね
落ち度が何も無くて他人に大怪我させるものなのかね
どうも腑に落ちない
>>34
免許取消は行政罰ではない
不利益処分です
点数が戻ったからゴールドってことか
なんだこれ
謝罪しろよ
>>37
行政処分に対する裁判だから、精神的苦痛裁判はこれからできる
まぁそれでも金銭的解決だけで謝罪はしない
謝罪させたければ和解案で謝罪と金銭解決しかないのよ
>福岡県側は「刑事処分と行政処分はそれぞれ独立している」と主張し、免許に関する処分を取り消しませんでした
この阿呆な決定をした担当者に裁判費用全部払わせろ
これ期間中タクシー使い続けてたらタクシー代払ってもらえるんかな
毎週青森や鹿児島を往復したらかなりの額取れそう
女性が運送の仕事で軽トラックを運転していた時に事故は起きた。
当時18歳だった少年が運転する原付きバイクに衝突し、転倒した少年は脳挫傷などの重傷を負った。
現場の北向き車線は2車線あり、女性運転の軽トラックは右側の車線を走っていた。
争点となったのは、少年が運転していたバイクの動き。
検察側は「軽トラックの前方で、同じ車線を進行していた」としたが、
弁護側は「歩道寄りに止まっていたバイクが急発進し、左車線から右車線へと車線をまたいで前に飛び出してきた」と主張した。
公判では、現場近くで居酒屋を営む男性も出廷し、事故の直前に人が乗ったバイクが歩道寄りに止まっているのを見たと証言した。
事故前は月約25万円の収入で2人の子どもを養ってきた。
しかし、事故後、運送の仕事はできなくなり、運転免許も取り消された。
暮らしていた市営住宅の家賃3万5000円を支払えなくなり、滞納がかさんで退去した。
生活費も乏しく、高校を中退してアルバイトをしていた長男は、知人が経営する飲食店に住み込みで働かせてもらうことにした。
高校生だった次男はサッカースクールに通っていた。スクールは続けたが、ユニホームは買ってあげることができなかった。
交通費や日当などで10万5000円。
心身ともに大きな痛手を受け、元通りの生活は取り戻せないが、無罪確定で少なくとも運転免許は戻ってくると思っていた。
ところが、運転免許の取り消し処分を「職権」で取り消すよう求めた女性に対し、
福岡県公安委員会は20年6月、処分に「重大かつ明白な瑕疵(かし)はない」として、取り消さないと回答してきた
>>47
子供たちの人生もめちゃくちゃにされてるじゃん……気の毒に
>「刑事処分と行政処分はそれぞれ独立している」
言ってる事は分かるけど刑事処分で無罪確定してるのに行政処分を意地でも見直さない理由はなんなの
運転免許がないと就職もままならない地方では死活問題