https://t.co/dLJ2rK5CMu
— ナカイサヤカ💉×7 ♿翻訳と歴史と介護とトンデモ批判 (@sayakatake) March 6, 2024
だれか、この研究のすごさと漆の謎が1つ解けた喜びをシェアしてくれる人はいないだろうか?余り話題になってなくて、悲しい元漆研究者でした。
量子ビームで「漆黒の闇」に潜む謎を解明
―縄文から始まった”漆技術”を最先端活用へ―
【発表のポイント】
漆は縄文時代の遺跡から分解されずに出てくるほど高い安定性を持つ、古来のスーパー塗料です。日本の伝統工芸品として馴染みのある黒漆は、漆に鉄粉を添加することで美しく深い雅やかさがある黒色を帯びています。科学的には、鉄イオンの作用により塗膜が早く乾燥することが知られていましたが、有害物質の分解を早めるような触媒機能をもつことも最近分かってきました。
しかし、安定でかつ可視光を吸収する黒色を持つ黒漆の分析は困難で、黒色ができるメカニズムや内部構造は現代でも謎のままでした。黒漆の謎を解明することは、歴史資料のさらなる解析や、漆を利用した新しい機能性材料の開発に役立ちます。
物質を透過する力に優れかつ内部の極微量な成分を検出することが可能な放射光と中性子線を利用して、黒漆内部の鉄イオンや特殊なナノ構造を観ることに初めて成功しました。また、鉄イオンが漆の有機物成分であるウルシオールの構造化に作用して、ウルシオールの配列構造が美しい黒色を作り出していることを明らかにしました。
今回初めて明らかになった結果から、漆に添加する金属イオン種や量を制御することで、古来の漆技術を最先端の触媒技術などに活かせる可能性が示唆されました。さらに、今回確立した分析手法を用いて歴史的資料の非破壊分析に役立てていく予定です。
全文はこちら
https://www.jaea.go.jp/02/press2023/p24030501/
漆関係者が盛り上がってましたよ! もともと透明なのに、遮光するには到底足りない量の鉄を添加するだけで闇のように黒くなる原因が分かって興奮しました。
— 木登りヤギ@チャポニカ学習帳 (@kinoboriyagi) March 6, 2024
完全に理解できませんが光を吸収するメカニズム興味深いし、他にも応用できそうだと思いました.
— Nemo (@kuronekococochi) March 6, 2024
個人的に驚きです。漆の文化展でこの研究があると最後にありましたがまだ途中とのことで、気になっていました
— ライム (@mikan_raimu) March 6, 2024
おもろい
— he@日米中株投資 (@hehehe0222) March 6, 2024
なぜ漆は黒光りするのかという研究(たぶん
漆の主成分はこんなんらしく、確かにこれは黄色くなる構造式に見える
これが漆になると構造が変わり、黒くなると。
鉄フライパンを育てたら黒くなるのと同じなのではとちょっと見てて思った
どんな構造になるかは元記事へ!笑 https://t.co/nFAoy7LJZu pic.twitter.com/yfQW0EAppV
松煙の添加は知っていたけど、鉄も加えていたとは。 そして構造式を見るともはや、黒漆と生漆って全然別物。 https://t.co/ccxwm6sItl
— なだ (@nada_2nd_dryke) March 6, 2024
安定、丈夫と教わったベンゼン環無双( ゚д゚)
— 青海文庫館長 (@seikai_bunko) March 6, 2024
それでかー。
漆を越える塗料はないんじゃないですかね。 https://t.co/8JiZ75CPYj
うぉーーー!すごい!いいなあこれ、と思ってみたら多分前に公演聞いたことあったやつだ。伝統技術とか消えゆく熟練技術への化学の介入の重要性を強く感じるきっかけとなったな https://t.co/UzSTIIJvx3
— ニホンピンクオオイグアナ (@zongeribouringu) March 6, 2024