福岡空港の上空まで到達していた日本航空機が、運営時刻を過ぎたことで着陸を認められず出発地の羽田空港に引き返した問題です。空港側は、当該機が出発する前に「深夜特例が認められる不可抗力にあたらない」と連絡していたことがわかりました。
乗客335人を乗せて19日、羽田空港を出発した日本航空331便は、機体の整備などに時間がかかり定刻の午後6時30分から約1時間30分遅れの午後8時すぎに羽田空港を出発しました。午後10時前には福岡上空まで到達したものの、混雑のため午後10時までの運用時間内に着陸できませんでした。
福岡空港では悪天候など不可抗力の場合は特例で午後10時以降の着陸が認められています。運営する福岡国際空港は、日本航空に対し「331便は不可抗力にあたらない」と出発前に連絡していたということです。
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