「サナ活」で熱狂、落胆も 高市総裁選出1年、支持率が命綱
東京・秋葉原駅前に集まった約3000人の聴衆をかき分けると、その先に「推し」の姿が見えた。
「高市旋風」が吹き荒れ、自民党に歴史的大勝をもたらした衆院選。公示日の1月27日朝だった。都内の大学に通う女性(22)は、駅前で第一声に臨んだ高市早苗首相を見つめていた。
「奈良県の、田舎の、普通の共働きのサラリーマン家庭で育ちました。地盤も看板もカバンもありません。それでも、私にはつくりたい日本の姿があった」
紺色のスーツ姿で街宣車の上に現れた高市氏はマイクを握り、語りかけた。
「本物の高市さんだ」
スマートフォンやテレビの画面越しに見てきた首相を目の前にし、女性の胸は高鳴った。
留学経験があり、国際化が進む中で日本のあり方に不安を感じる一方、政治自体への関心は薄かった。2年ほど前、ユーチューブのショート動画で高市氏が関西弁を交えて日本の将来について軽快に話す姿が目に留まった。公式サイトのコラム(現在は削除)も読み、「こんなに日本が好きな政治家がいるのか。高市さんが日本を変えてくれるんじゃないか」と感じ、初めて選挙の街頭演説に参加した。
https://mainichi.jp/articles/20261002/k00/00m/010/293000c

