1:名無しさん




「今収穫しているお米、売ってくれませんか」

福岡県筑豊地域の田んぼで 稲刈りをしていた60代の農家男性が、通りかかった男性から突然声をかけられたのは昨年10月だった。

作業を止めて話を聞くと、県内の食品会社の社員を名乗り「弁当用のお米が足らず困っている」と買い取り価格を示した。

出荷しているJAから支払われる前払い金より60キロ当たり7千円ほど高い。約800キロを売ることにした。

2週間後、引き取りに来た男性は「追加で買える分があれば、いつでも連絡してほしい」と言い残して去った