パリ五輪は31日、女子トライアスロンが行われた。会場となるセーヌ川の水質問題が話題になっていたが、ベルギー選手は「ヤクルトを飲んだ」と明かした。英紙が報じている。
トライアスロンを巡っては、30日に開催予定だった男子を31日に延期するなど水質問題が浮上。選手も簡単ではない調整を強いられた。それでも選手たちは奮闘。英紙「ザ・サン」は「『考えたくもないようなものを見たり、感じたりしたわ』 パリ五輪のトライアスロン出場選手がセーヌ川での泳ぎがどのようなものだったかを明かす」との見出しで記事を掲載した。
記事によると、24位だったヨリーン・フェルマイレン(ベルギー)は、水の状態に納得していなかったという。フェルマイレンは「私はたくさん水を飲んだので、体調が悪いかどうかは明日わかるでしょうね。もちろん、コカ・コーラやスプライトのような味はしなかったわ」とジョークを飛ばした。
さらに「橋の下を泳いでいる時、あまり考えるべきではないものを見たり、感じたりしたわ。セーヌ川は100年もの間汚かったから、アスリートの安全が優先だとは言えないのよ。馬鹿げてるわ!」と指摘。橋から物を捨てられた形跡などがあったようだ。
また「今は、体調を崩す選手が多く出ないことを祈っているわ」と願い、水質汚染の事前対策について「私はプロバイオティクスを摂取し、ヤクルトを飲んだ。これ以上はできないわ」とまさかの手段を告白。「水を飲まないようにしようともしたけど、失敗したわ」と振り返っている。
https://news.livedoor.com/article/detail/26906388/