南米横断旅の道中、ひろゆきがホテルの対応に怒りを爆発。1時間以上に渡って宿泊予約サイトにクレームの電話をかけ、騒然とした空気になる場面があった。<中略>
その事件は、ペルーで迎えた南米旅6日目の夜に起こった。この日、ひろゆきら一行はバスでの移動中に「LOWCOSTビジネスホテル」という名のホテルを、宿泊予約サイト「Booking.com」で予約。“THE安宿”なネーミングに一抹の不安を覚えながらも、午後7時45分、一行を乗せたバスはピウラに到着した。夕食を済ませてからホテルへ向かい、フロントのスタッフに西村の名で予約している旨を伝えると、思わぬ言葉が返ってきた。「ニシムラで予約は入ってない」「すまないが、もう部屋はない」。
ホテル側はあきらめるように言ってきたが、論破王・ひろゆきが大人しく引き下がるはずもない。しかし相手もなかなかしぶとく、マネージャーに確認するよう求めても「その予約はキャンセルされている」と取り合おうとしなかった。ひろゆきは怒りをにじませつつ「What should we do?(どうすればいい?)」と質問。さらに、予約を間違えたのではないかと訴えたが、ホテルスタッフは「文句があるなら自分でなんとかしろ。俺にはわからない」と返してきた。これ以上この男と話しても、らちが明かないと判断したのだろう。ひろゆきは次の手段に出た。「国際電話かけられる電話、借りてもいいですか?」と聞き、首を回してストレッチするひろゆきは、まさに臨戦態勢といった様子。先ほどまで余裕綽々だったホテルスタッフも、予想外の展開に顔をこわばらせていた。
ひろゆきが国際電話をかけた先は「Booking.com」だった。「私はホテルを予約したんですが、この予約では泊まれないと言っている」と事情を伝えると、電話の相手は「申し訳ありませんが、こちらでは状況がわからないもので…」と面倒ごとを避けようとし、これにひろゆきは「知らないよ。なんとかしてくれよ」とブチギレ。フロント近くの部屋の宿泊客も、ドアから顔を出し、心配そうに様子をうかがっていた。
その後、交渉の甲斐あって部屋が用意されることになったのだが、スッキリ解決とはならず、ひろゆきとホテルのバトルは長期戦に突入していく。11ドルで予約していたはずが、ホテルスタッフは17ドルの宿泊料金を提示してきたのだ。ひろゆきは再び「Booking.com」に電話し、「値段が違うな。なぜ6ドルも多く払う?」と怒りをあらわにした。
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