1:名無しさん




ロシア中銀、予想外の政策金利据え置き。

ロシア中央銀行は12月20日に行われた金融政策決定会合で、主要政策金利(キーレート)を21%に据え置くことを決定した。政策金利が据え置かれるのは4会合ぶり(2024年10月31日記事参照)。インフレが依然として高進するなか、会合前の市場関係者の予想では4会合連続で引き上げられるとの見方が大勢を占めていた。

据え置きの理由について、ロシア中銀のエリビラ・ナビウリナ総裁は、前回(10月)の引き上げにより11月は(資金の)貸し出し総量が大幅に減少したとして、今回の据え置きはそれらが今後経済にどのように影響するかを測る意味合いもあるとした。また一部の業種で、生産の鈍化傾向や借り入れおよび投資計画の見直しの動きがみられることも背景にあるとした。その一方で同総裁は、インフレ目標の4%を達成するにはまだ時間がかかるとの認識を示し、2025年2月14日に予定される次回の会合で再度、政策金利を引き上げる可能性を含め、今後も当面、金融引き締めを継続する考えを示した。

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