俳優の小池栄子(43)と仲野太賀(31)がW主演を務めるドラマ『新宿野戦病院』(フジテレビ系)の第1話が7月3日に放送された。宮藤官九郎(53)によるオリジナル脚本で、初の医療ドラマとあって期待値が高いのは間違いないが、思わぬ点でも注目が集まっている。
同作は新宿・歌舞伎町の裏路地にある病院を舞台に、ホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズ、外国人難民などさまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図をテーマとした“救急医療”エンターテインメント。
第1話では、歌舞伎町でテキーラを煽っていた小池演じる謎のハイテンションの女性が急性アルコール中毒になり、舞台となる病院へと運ばれるところから始まる。いかにも経営状態の悪そうなボロ病院に勤務するのが、仲野演じる院長の甥っ子で港区女子とのギャラ飲みが趣味という美容皮膚科医の高峰享。
そして謎の女性の正体は、実はアメリカ国籍で日系2世の元軍医であるヨウコ・ニシ・フリーマンと判明し、高峰とヨウコが出会うことから物語は動き出すのだがーー。
小池が演じるヨウコは、英語が母国語の設定で、冒頭から“流暢”な英語のセリフをガンガン話す。ところが物語の途中で突然、クセの強い岡山弁も話せるバイリンガルであることが判明。強烈なインパクトを与えるストーリー展開なのだが、インパクト大だったのは岡山弁の方ではなく、小池の英語の方だった。
ニューオリンズで生まれて14歳からカリフォルニア育ち、日本語を話すときはカタコトという設定のヨウコ。劇中何度も英語のセリフをスラスラと話すのだが、この英語の発音が“何を言っているのかわからない”“酷すぎる”と波紋を呼んでいるのだ。あまりにもネイティブの設定とかけ離れた英語に視聴者は騒然。Xでは英語が酷すぎてストーリーが頭に入ってこないという人が続出した。
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