Apple(アップル)は2023年のiPhone 15シリーズに、USB-Cを搭載すると見られている。この移行は多くの人々に歓迎されているが、ここに来て驚くべき新たなリーク情報が浮上した。このUSB-Cは、アップル独自の仕様になるというのだ。
ニュースサイトMacRumorsが2月10日に報じた中国のウェイボー(微博)に掲載されたリーク情報によると、アップルは従来のLightning関連アクセサリーの認証に用いていたものと同様のチップを、iPhone 15の全モデルのUSB-Cポートに統合する予定という。これがもし事実であれば、すべてのiPhone 15のアクセサリーに大幅なコストが追加され、認証を受けないケーブルの性能や機能が制限される可能性がある。
2012年に導入された認証チップは、ポートに接続されたアクセサリが、アップルのMFi(Made for iPhone/iPad)認証プログラムのライセンスを受けたものであることを確認するためのものだ。MFi認証に関するロイヤリティは公開されていないが、コネクタ1個あたり4ドル(約530円)と報道されている。接続されたアクセサリーが認証を受けていない場合、性能が低下したり、iPhoneに警告がポップアップ表示される場合がある。
以前の業界の見方では、アップルは従来のMFi認証の支配力と金銭的メリットから、iPhoneにUSB-Cを採用することはないと考えられてきた。しかし、USB-Cポートに認証チップを組み込むことで、アップルは国際法を遵守しつつ、以前からの利権を維持できる。
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