三重県伊賀市の岡本栄市長(71)が、公務を終えて市役所からの帰宅途中職員運転の公用車で経路にないスーパーなどに立ち寄り、夕食用のおかず購入など“私的利用”が疑われる行為を繰り返していることが市民からの指摘でわかった。市の自動車管理規定では原則、「公務以外は使用できない」となっているが、岡本市長は「公務遂行の上で必要な生活保障であり、最小限の権利。問題ない」という考えだ。
送迎用で主に使用している公用車はトヨタのハイブリッド車「プリウス」で同市四十九町の市役所車庫から市長の自宅までは往復で2・8キロの距離。市役所から市長がよく利用する同市ゆめが丘のスーパーまでは2・5キロ公用車が自宅を経由し車庫に戻るまでだと2・5倍超の7・1キロになる。
●運転日報への記載一切なし
岡本市長による公用車の“私的利用”は多くの市民が目撃している。YOUには昨年1月以降、「スーパーで市長をよく見かけるが、自身の買い物に公用車を使うのはおかしい。私的利用だ」などの指摘が複数寄せられていた。
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https://www.iga-younet.co.jp/2023/06/12/76887/