今なお世界中で多くの人に愛されるスタジオジブリ作品。しかし、中には酷評を喰らった作品や、内容そのものを大幅に改変されてしまった作品も存在する。今回は、海外で不遇の扱いを受けてしまったジブリ映画をセレクトして紹介する。第2回。(文・寺島武志)
『もののけ姫』(1997)(中略)
本作の不幸な運命は、本作の米国配給担当プロデューサーがハーヴェイ・ワインスタインだったことに尽きるだろう。この名前にピンと来る映画ファンは多いだろう。
ハリウッドの大物プロデューサーとしての権力をバックに女性たちを食い物にし、数々のセクハラや性暴力などで禁錮23年の刑に処され服役している問題人物。彼の出現によって、アリッサ・ミラノを中心とした「#Me Too運動」は、ハリウッドのみならず、世界中の女性が性被害を告発するまでに広がった。
ワインスタインは配給権を獲得した作品を強引にカットしまくることでも悪名高かった。本作も、日本公開作からの編集を制限するという契約だったにも関わらず、ワインスタインは、そんな約束事など無視し、スタジオジブリの海外事業部に所属するスティーブン・アルパートに45分をカットするよう要求。
アルパートが「宮崎監督は納得しない」と反論すると、ワインスタインは怒り狂い、「お前がこのクソ映画をカットさせないなら、この業界で二度と働けなくしてやる!」と脅したそうだが、アルパートとスタジオジブリはこの脅しに屈せず、『もののけ姫』はカットされることなく米国公開されるに至った。
しかし、米国版のポスターはオリジナルの世界観からはかけ離れた「the fate of the world rests on the courage of one warrior(世界の運命は一人の戦士の勇気にかかっている)”」というキャッチフレーズと共に、本作のヒロインのサンが、なぜかコインとなって描かれている奇妙なもので、不興を買っている。
これらのエピソードを伝え聞いたプロデューサーの鈴木敏夫は、ワインスタインに日本刀の模造刀を贈ったという都市伝説がある。何やら物騒な話だが、その意味は「お前を斬ってやろうか?」という脅しか、作品をカットしまくる彼へのシャレを利かせた嫌味か…真意は闇の中だ。
https://eigachannel.jp/column/52477/
もののけ姫みたいな、唯一神のまるっと反対側みたいな作風って海外ではなるほどなあって思えるんかな?
>>4
ギリシャやローマの神話も人気あるけど?
もののけ姫見てないけど、多分おれ面白いと思わないと思うけど、このアメリカのプロデューサーはヤバいな 捕まってよかったよ
ロードオブザリングシリーズとかタランティーノ作品のプロデューサーだな
ワインスタインの問題も
長年金で解決されてきてて
守秘義務で表沙汰にならなかった案件だからな
ギリシャやケルト、北欧は多神教だから
キリスト教徒が日本のアミニズムを見ても、そんなに異様には見えないだろう。
公開時に荒俣宏が、欧米人には祟り神は理解できないんじゃないかと書いてたが。
「感染列島」って日本映画で、最後は未知のウイルスに打ち勝つハッピーエンドのラストシーンを勝手にカットして、日本人がウイルスで絶滅する話に変えて上映した国があってだな
こういうのは未来世紀ブラジルの本でも書かれてたな
ナウシカは無茶苦茶にされたんだっけ
ポスターも酷かった
ナウシカは主題歌も酷評され消されたな
ジブリ作品は結局は映像美と音でだいぶ底上げしてるよな
それがアニメという総合的な映像作品ということなんだろうが
ナウシカもザンドラとかいう名前に改名されてローカライズされたんだっけ
ちなみに「ザンドラ」はアメリカでも「酷い名前」という扱いらしい
もののけ姫の話か
ナウシカの改悪は有名だけど
米国ポスター初めて見たわ
確かにひどいなww
サンのコインとか微塵も出てないんだがどっから湧いて出たんだ?
駿はすごいと思うけど
もののけから意味わからん作品でつまらんだろ
過大評価されすぎ
逆に子供の吾郎は駿よりは才能ないけど
過小評価されて可哀想
映画館で見たとき、音響効果に圧倒された
テレビで見るのとは全然違う
全編、なんでそんなに?と思うほどの怒りに満ちていて大好き