「宣誓した通り、ぼくの言ったことは本当のことです」。裁判長に向かって力強く断言する金子賢(46才)の表情はいつになく真剣だった。5月下旬、東京地裁で金子が知人の投資家を提訴した民事裁判の口頭弁論が行われ、金子本人も出廷した。
「金子さんが訴えたのは野村證券の元社員で、昨年10月に出資法違反容疑で岡山県警に逮捕されたXです。虚偽の投資話などで70人近くから約20億円を集めたとみられ、今年3月に詐欺容疑でも再逮捕されています」(全国紙社会部記者)
金子も4000万円近い大金を投資したひとりだが、大損したわけではなかった。
「最終的にXから1億2000万円を受け取ったといいますから8000万円近く儲けた計算です。ところが、Xは金子さんの知人から投資を引き出すための“見せ金”を金子さんに騙し取られたと主張し、裁判沙汰に。
トラブルは取引先や当時の所属事務所にも通告され、金子さんは退所を余儀なくされました。当時、金子さんのSNSにはX側から中傷めいたコメントも書き込まれたといい、今回の裁判では精神的苦痛や固定収入を失ったことなどで生じた損害賠償を請求しています」(前出・全国紙社会部記者)
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