「突然、A子さんからビリビリに破かれたパンストの写真が送られてきて驚きました。飲み会の最中に、泥酔した山田先生にやられたというんですよ」(漫画業界関係者)
事件当日、東京都・三鷹のイベント会場には『ミスター味っ子』の寺沢大介氏や『まいっちんぐマチコ先生』のえびはら武司氏など、レジェンド漫画家が集結し、原画展やトークショーを開催していた。もちろん目玉は、映画化作品が絶賛公開中の山田氏だ。
「多くのファンが詰めかけ、盛況でした。イベント終了後、同会場で打ち上げをしたんです。トークショー自体、お酒を飲みながら来場者の前でフランクに話すというもの。山田先生は、すでにかなり酔いが回っている様子でしたが、イベントのアシスタントをやっていた30代のA子さんのことを気に入ったようで、2人は親しげに言葉を交わしていました」(イベント関係者)
打ち上げが終わると、山田氏はイベントでMCを務めた女性とA子さんを連れて、近くの居酒屋へと向かった。事件はこの店で起きた。
「A子さんによると、山田先生はかなり泥酔した状態で、A子さんに対して執拗にキスやハグをせがんだうえ『俺とつき合おう』と連呼したそうです。そしてA子さんのパンストをビリビリに破き、破れた穴に指を入れてきたそうです。二次会が終わると、山田先生はMCの女性とタクシーに乗り込み、A子さんはパンストがビリビリに破れた状態で一人取り残された。傷つき、怒りを感じたA子さ んは、パンストの写真を知人に送り、相談をしました」(イベント関係者)
翌日、A子さんが激怒していることを知った山田氏は、連絡し謝罪したが、A子さんの怒りは収まらなかった。
「結局、A子さんは知人でありネット炎上に強いことで有名な唐澤貴洋弁護士に頼りました。年末、唐澤弁護士は山田先生に対し、100万円の慰謝料を払うよう連絡したそうです」(別のイベント関係者)
事実ならば、映画のヒットに泥を塗る重大事件。1月中旬、アトリエにいる山田氏を直撃したところ「中で話します」と取材に応じた。
「私はハメられたと思っているんですよ。いわゆる売名行為です。もちろん、こちらも弁護士を立てて対応しています。まず、私は泥酔なんかしていませんし、当日の記憶はすべてあります。終始、ベタベタしてきたのはA子さんのほうですよ。二次会の店内で撮った写真もお見せします」
写真の2人は、仲睦まじい様子で、体をぴったり寄せ合い、笑顔を見せている。
「このとおり、和気あいあいとした雰囲気でした。彼女はふざけて、海苔巻きを私の口にどんどん突っ込んできたんです。だから私も『やめなさい』と言って、元から伝線していたパンストを指でピッと引っ張った。でも、それもけっして強い口調ではありませんし、彼女が周囲に送っている写真ほど破いていません」
さらに、帰宅の際にも、A子さんとひと悶着あったという。
「彼女は夜のお店で働いているので『今度同伴してください』と言われたのですが、断わりました。さらに、タクシー代として1万円欲しいと言われました。私は現金を持たない主義なので『同乗してくれれば家まで送るよ』と伝えたんですが、突然怒ってプイといなくなってしまいました」
A子さんの代理人である唐澤弁護士の対応にも、釈然としないという。
「唐澤弁護士は内容証明ではなく、突然SNSのダイレクトメッセージで『2週間以内に100万円を払え』という主旨の内容を送ってきたんですよ。これって半分恐喝じゃないですか。担当弁護士に相談したら、放っておきなさいと言われたので、放置しています。しかし、唐澤弁護士はTwitter上で、この件を煽るようなことを書き込んでいるので、それについては弁護士を通じて抗議しています。A子さんはもともと、えびはら先生の知人です。12月26日に、えびはら先生に相談した際、丸く収めますとおっしゃっていただいたのですが……」
そこで、本誌がえびはら氏にも取材を申し込んだところ、「イベント後に帰宅したので、打ち上げで何が起きたのか、正確なことはわかりません」
https://news.yahoo.co.jp/articles/972221bd1ff789ba54bc9944f5a0ea3daf2b441d
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