名古屋市守山区の小学校で行われた水泳の授業で、児童63人が手や足にけがをしていたことがわかり、学校が、今シーズンのプールの中止を決めました。
プールを中止したのは、名古屋市守山区の市立上志段味(かみしだみ)小学校です。
名古屋市教育委員会によりますと、6月24日に行った水泳の授業で、手や足をけがしている児童がいるとの連絡が、学校整備課にありました。
けがをした子どもたちはプールの底に手足をついて移動する“わにさん歩き”をしていて、擦り傷を負いました。
名古屋市教育委員会によりますと、6月下旬に行った水泳の授業で、児童が手や足をけがしたことがわかり、調べたところ、2年生から6年生の児童63人に、足の甲やひざ、指先に擦り傷などがあったことが確認されたということです。
また、保護者からは、数回しかプール授業を実施していないにもかかわらず、水着の生地が傷んでいるという苦情が数件ありました。
学校は6月30日にプールの一時中断を決めた上で、7月5日に今シーズンのプール中止を保護者に通知しました。
この学校は、去年できたばかりで、去年は新型コロナウイルスの感染拡大でプールを使っていなかったことから、プールを使うのは今年が初めてでした。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/92283?display=1