被災地の避難所では物資が枯渇、備蓄していた毛布は配り切ってしまい手ぶらで帰る住民も……
能登町の宇出津小学校には、240人ほどが避難している。学校に備蓄していた毛布は配り切ってしまい、「毛布がほしい」と訪れたが手ぶらで帰る住民もいた。子ども用のおむつやミルクも、各家庭が持ってきた分しかないという。
多くの人はランチルームで椅子に座って過ごしているが、横になりたい人は暖房の入る普通教室に断熱マットをしいて寝ている。ただ、断熱マットも配り終えてしまった。家族4人で避難中の近くに住む能丸恵理子さん(43)は、実家が兵庫県西宮市で阪神大震災も体験した。「その時の揺れよりひどかった。(最大震度を観測した)2発目がひどかった」と話した。
夫と猫と避難していた女性(72)は「とにかく逃げてきた。明日になってみないと被害が分からない」、別の女性(75)は「こんなの初めてで、動けなかった。もうだめだと思った」と振り返った。
能登町の鵜川地区では、建物に特に大きな被害があった。中心部の一角では、複数の建物が折り重なるように倒れており、周辺の建物も傾いたものが多かった。地元住民によると、倒壊したのは空き家や以前書店だった建物などで、複数の人が閉じ込められたが、無事救出されたという。
一方、町役場では、日付が変わっても大森凡世町長や町職員が各避難所の様子を確認して対策を練っていた。町職員は「どの道が通れるのか分からない。早く届けたいが」と深刻そうに語った。
https://www.chunichi.co.jp/article/830901
能登地震から一夜明けた被災地の様子が判明、輪島市中心部の火災は14時間以上たった現在も燃え続けている
最大震度7の大地震から一夜あけた石川県内の様子をお伝えします。
震度6強の揺れを観測した輪島市です。中心部・朝市通りの周辺で発生した火災は地震から14時間以上たった現在も、燃え続けています。道路が陥没するなどして、消防車が近づけない状況となっています。
能登には一時、大津波警報が出され、輪島港では1.2メートル以上の津波が観測されました。現在も県内全域に津波注意報が発表されています。
この地震により、家屋の倒壊などで七尾市、輪島市、羽咋市、志賀町であわせて5人の死亡が確認されています。県などによりますと、建物が崩れたり、火災などで多数のケガ人が出ているということです。
また、断水なども相次いでいます。
震度7を観測した志賀町を含む10市7町には、国と県が費用を出し、建物の復旧などを行う災害救助法の適用が決定されました。
気象庁によりますと、今後1週間程度、特に、2~3日の間は最大震度7程度の地震に警戒を呼び掛けています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d77692d3789a217582f81a4c5a89b23829b6d59c
石川県輪島市の中心部で50棟以上が火災で焼失、消火活動が追いつかずに被害が拡大している模様
震度6強の揺れを観測した石川県輪島市の中心部にある河井町で火災が発生し、現在も消火活動が続いています。
消防によりますと、火災が発生したのは観光名所として知られる「朝市通り」周辺で、これまでに店舗や住宅など50棟以上が焼けたとみられるということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240102/k10014306571000.html
富山のショッピングモール「ファボーレ」の天井が崩壊、用意されていた多数の福袋が……
ファボーレ、富山のショッピングモール天井崩れてこんなんなってるって
— Lime_スバ友 (@Lime_Suba) January 1, 2024
ファボにいる人マジで外出て! pic.twitter.com/mAAvUOPTSG
能登半島地震が「日本の労働史を大幅に変えてしまう」可能性が浮上、ジェットスター労組の判断に称賛の声が殺到
格安航空会社(LCC)ジェットスター・ジャパンの労働組合は1日、2023年12月22日から実施している一部従業員によるストライキを2日から解除すると明らかにした。同日午後に発生した石川県能登地方を震源とした地震への対応を優先する。1日もストの影響で一部で欠航が発生していたが、2日以降は7日まで予定していたストライキを全面解除する。
ジェットスター労組は未払い賃金の支払い、同意なく減額された通勤手当の支払い、組合事務所の提供や組合掲示板の設置許可、の3点を会社側に求めていた。23年12月29日から4日連続で団交を開いて交渉を続けてきた。24年1月1日午後の団交でも合意にいたらずストの継続方針を示していたが、その後に発生した石川県での地震への対応を優先するためストを解除する。
全文はこちら
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC010U10R00C24A1000000/
鹿児島県の諏訪之瀬島で噴火が発生、噴煙が1600メートルの高さまで立ち上っている模様
諏訪之瀬島で噴火 噴煙1600メートル 島内で少量の降灰予想 鹿児島・十島村[01/01 16:03]
https://www.mbc.co.jp/news/article/2024010100069235.html
気象台によりますときょう1日午後3時すぎ、鹿児島県十島村の諏訪之瀬島の御岳で噴火が発生し、噴煙が火口から1600メートルの高さまで上がりました。
灰は火口から南西方向に流され、午後9時までに島内では少量の降灰が予想されています。
諏訪之瀬島は噴火警戒レベル2の火口周辺規制が継続中で、気象台は火口からおおむね1キロの範囲で大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。
気象庁 https://www.jma.go.jp/jma/index.html
NHK 火山情報 https://www.nhk.or.jp/kishou-saigai/volcano/
今後数日間の能登地方の気象条件はあまり芳しくない模様、放射冷却現象の影響で翌朝は厳しい冷え込みに
能登地方 2日朝は厳しい冷え込みの見込み
気象庁によりますと津波警報が発表され、地震が相次いでいる石川県能登地方では晴れて地表の熱が奪われる放射冷却現象の影響で2日の朝は厳しい冷え込みとなる見込みです。
2日朝の最低気温は、石川県の輪島市でマイナス2度、金沢市で0度と予想されています。
日中は晴れて気温が上がり、最高気温は金沢市で11度、輪島市で10度と平年よりやや高めに推移する見込みです。
ただ、気圧の谷の影響で、石川県では3日から4日にかけてくもりや雨が続くと予想され、気象庁は今後の天候や体調の管理に注意するよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20240101/3020017522.html
輪島市中心部でビルが根本から倒壊、とんでもない倒れ方に目撃者も驚きを隠せない
石川県輪島市中心部の同市河井町では、多くの建物が地震で倒壊した。根元から倒れたとみられるビルもあり、「頑張って」「起きて」など家族に呼びかけながら救助を待つ人がいた。
近くでは、複数の建物が燃える火災も発生。煙が高く上がり、爆発音も聞こえた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b09349c1a5857007a36513752321d32eee3899d
能登地震の影響で北陸地方の交通インフラが完全に麻痺、一部では既に物資不足が起きているとの報告も
1月1日16時10分頃に発生した石川県能登地方を震源地とする地震の影響で北陸自動車道など、北陸地方の高速道路で通行止めが発生している。
17時時点で通行止めとなっているのは、北陸自動車道の富山IC~丸岡IC間、魚津IC~滑川IC間、朝日IC~新潟中央JCT間、東海北陸自動車道の小矢部砺波JCT~白川郷IC間、上信越自動車道の上越JCT~信濃町IC間、日本海東北自動車道の新潟中央JCT~荒川胎内IC間、磐越自動車道の新潟中央IC~津川IC間、関越自動車道の長岡JCT~小出IC間。
地震の影響で北陸地方の高速道路で通行止め発生
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1558660.html
https://asset.watch.impress.co.jp/img/trw/docs/1558/660/02_l.jpg
能登地震のタイミングが悪すぎて石川県知事が対応不能な状況に、飛行機も新幹線も止まっていて帰省先から戻れない
石川県の馳浩知事は1日夕、同県の能登地方で震度7の地震が観測されたことを受け、首相官邸に入った。馳知事は「帰省中で自宅にいた。飛行機も新幹線も止まっており、(岸田文雄)首相や林(芳正)官房長官とすぐ連絡を取って、ひとまず官邸に来た。副知事が今、県庁に入っているので、官邸で副知事と連絡をとりながら対応したい。官房長官と一緒に情報共有して対応したい」と記者団に述べた。
https://mainichi.jp/articles/20240101/k00/00m/040/155000c
石川県輪島市で大規模な火災が発生中、火災範囲は現在も広がり続けている模様
【石川・輪島市で火災発生】
— パッショーネ広報部 (@risokinero) January 1, 2024
火災の範囲は現在も広がり続けているので、身の安全を確保して今すぐ高い場所に避難してくれ。 pic.twitter.com/2imw7nx8EO
https://news.ntv.co.jp/category/society/32254a5ccc904f0381aca9a228ac22ed
能登地震による日本海側の原発への被害は確認できず、安全性が改めて確認された模様
日本海側の原発異常なし 原子力規制庁
原子力規制委員会の事務局を担う原子力規制庁によると、1日午後4時45分時点で、石川県能登地方で発生した地震による北陸電力志賀原発(同県)への影響は確認されていない。
また、日本海側に位置する東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)▽日本原子力発電敦賀原発(福井県)▽関西電力美浜原発(同県)▽関電大飯原発(同県)▽関電高浜原発(同県)――でも異常は確認されていないという。【高橋由衣】
https://mainichi.jp/articles/20240101/k00/00m/040/131000c
能登半島沖の地震が「震度7」を確認、影響は日本全国にまで広がってる模様
日本6犬種の一つ「北海道犬」が絶滅の危機に瀕している模様、他犬種にくらべて知名度が低かったせいで……
日本犬6種の一つの北海道犬、こんなにかわいいのに知名度低く…いつか「絶滅危惧種になる」
札幌市北区の梅本博さん(78)の自宅で、5日に生まれたばかりの天然記念物「北海道犬」の赤ちゃん4匹がすくすくと育っている。
北海道犬は6種の日本犬の一つに数えられるが、知名度の低さや愛好家の高齢化で数が大幅に減っており、関係者から「絶滅危惧種になる」との声も聞かれる。
地域ごとに形や毛色などに特色があったが、近年は交雑も進む。今回、生まれたのは「千歳系」の犬。1927年生まれの阿久号を始祖としていて、30代目の子孫になるという。
基準となる原種を残したいと約50年にわたり育ててきた梅本さん。「高齢なので最後まで面倒をみられるかわからないが、1匹ぐらいは直接育てて、この貴重な血筋の犬が欲しいという人がいたら引き継ぎたい」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a12aa5f608d9991af99ca50110c4e628edbf69c
耐性を付けた強ゴキブリとの闘争に敗北したアメリカ、最強兵器を手に逆襲に転じて駆逐しまくった模様
かつてはゴキブリが大量発生し、ニューヨークだけでも20億匹以上が生息していたというアメリカ。そんなゴキブリ大国のアメリカを救った最強のゴキブリ駆除剤について、The Atlanticがまとめています。
1980年代はゴキブリがアメリカの都市でまん延しており、ニューヨークだけで20億匹以上が生息していましたが、ゴキブリを駆除する優れた方法はありませんでした。ゴキブリは公衆衛生上の緊急事態として扱われており、ゴキブリに触れることで子どもが小児喘息で入院するリスクが3倍も高くなることが、当時から指摘されていたそうです。
それまで利用されていた殺虫剤はゴキブリの進化によりほとんど効果がなくなっており、接着剤を用いた古典的なトラップはゴキブリを捕まえることはできても駆除にはほとんど役立ちませんでした。当時のNBCの報道によると、アメリカの国会議事堂でもゴキブリが発生しており、駆除のために「ゴキブリ誘引剤と電気グリル」が利用されていたそうです。
シルビオ・コンテ下院議員は1985年に国会議事堂でゴキブリと戦うことを宣言し、地元企業からゴキブリ用の罠を3万5000個寄贈してもらったことを発表しています。コンテ氏は当時のアメリカ大統領であるロナルド・レーガン氏に対し、「私と一緒にゴキブリとの戦争に参加してください!」と訴えたそうです。これだけでも1980年代、アメリカでいかにゴキブリがまん延していたかがわかるはず。
そんなゴキブリとの終わりなき戦いに革命を起こしたのが、「コンバット」と呼ばれるプラスチック製の円盤型殺虫剤です。コンバットはゴキブリを絶滅させることはできませんが、アメリカの都市部で起きていたゴキブリの深刻な被害を軽減することに成功しています。
全文はこちら
https://news.livedoor.com/article/detail/25614889/
40年の伝統を誇る『サル文字』が消滅の危機に直面、「サルにやる気がなくて……」と関係者が実情を明かす
餌付けした野生のニホンザルを観察できる兵庫県洲本市畑田組の「淡路島モンキーセンター」で28日、ニホンザルが2024年の干支「辰」の文字をひらがなで作った。
「サル文字」は、センター長の延原利和さん(69)が約40年前、線上に餌を置いて与えた際、サルがきれいに並んだ姿を見て発案。この地域のサルは仲が良い上に寛容で、くっついて餌を食べられるため、その特性を生かして文字を作る。
本番は午後4時の「ご飯タイム」に合わせて実施。延原さんが「たつ」の形に掘った溝に餌をまくと、サルたちが集まってきて背中を丸めて食べ始め、約5分で文字が浮かび上がった。
サル文字は毎年末に作るが、今回は山に木の実などの餌が多かったためかサルがセンターに戻らず、例年より少し遅くなった。延原さんは「サルにやる気がなくて諦めかけたが、成功して良かった」とほっとした表情を見せた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0fd5d4341474e2e662119f2acef7fe997dd1872
中国内陸部、気温-14℃の深夜に「超弩級の大地震」が人口密集地域を直撃してとんでもない被害が出た模様
深夜、マイナス14度のところに地震でほうり出されたらどうなるだろう。
中国内陸部の甘粛省で地震が起き、同省と隣接の青海省を合わせて148人が死亡、負傷者は両省で計約1000人となった。甘粛省では行方不明者の捜索を終了した。負傷者は両省で計約1000人。青海省では3人が依然として行方不明で当局は捜索活動を続けた(いずれも22日時点)。被害はさらに拡大する恐れがある。
https://www.sankei.com/resizer/ktmp_cO0F66wgy__tzPVM1V4PVo=/1024×682/filters:focal(624×339:634×349):quality(40)/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/VTLYMKV43BJD7OHYFZIO3KNXDI.jpg
甘粛省の地震で崩壊した建物。日本ならこれほどの被害はなかったかもしれない=20日、同省臨夏回族自治州積石山県(共同)
地震は12月18日現地時間で午後11時59分、大部分の人が寝静まっている時間だった。人々は寝間着で飛び出した。外はマイナス14度の温度だということは考える余裕もなかったに違いない。
地震が起きる時間は予測できない。深夜でも昼間でも起きる。トルコ・シリアで6万人近くが犠牲になった2023年2月6日の地震は4時すぎだったし、トルコ第2の被害を生んだエルジンジャン地震(1939年)は午前2時前だった。
ともに人々が寝静まっている時間に起きた。地震は時や季節を選んで起きてくれるわけではない。
12月の中国の地震はマグニチュード(M)は6・2、震源の深さは10キロと浅い地震だった。標高の高い土地ゆえ氷点下の厳しい寒さだ。停電や断水も起きた。
現地では5万以上の家屋などに被害が確認されている。住宅の耐震性が日干しれんがで弱かったことなどが多数の死傷者につながった。
M6・2の地震だった。日本では、このMでは考えられない死者数だ。これはもっぱら「日干しれんが」のせいだ。
木材がない中国南部や中近東や中央アジアの国々では泥をこねて太陽で干しただけ、つまり火で焼き固めていない日干しれんがで家を造る。庶民の家はこのように安くて入手しやすい材料で作る。
日干しれんがは建築材料としては悪いものではない。手に入れるのは容易だし、熱を吸収してゆっくり放出するから家のなかは涼しい。外が40度近くの夏でも、中は25度ほどだ。暑くて乾いた気候には適しているのだ。砂漠の国で木材もない環境では、ほかに選択肢がないだけに、最も適している材料だろう。だが地震にはとても弱いのである。
一方、現地は10数階ある高層アパートも建っている人口密集地でもある。地震の激しい揺れで高層階から駆け下りて逃げ出した人も多かった。
全文はこちら
https://www.zakzak.co.jp/article/20231229-AKFRSQWBXBIVPIYAW3CZMVYNCU/