これまでジャニーズ事務所とは蜜月関係だったフジテレビに、変革が起きはじめている。同局で放送しているKis-My-Ft2の冠番組『キスマイ超BUSAIKU!?』が、今年9月をもって終了することが発表された。
さらに、嵐の相葉雅紀がMCを担当する『VS魂グラデーション』も打ち切りが内定し、各スポーツ新聞が一斉に報じた。それぞれ後番組は今のところ未定だが、長い歴史を持つ両番組があっけなく終了することになった。
「『キスマイ超BUSAIKU!?』は約11年間、『VS魂グラデーション』はリニューアル前の『VS嵐』から数えて約15年半の歴史に幕を閉じる。両番組共に、一時期の勢いがなくなりここ数年は視聴率が低迷していました。ただ、ジャニーズ事務所から継続の意向があり、忖度で採算度外視の番組として継続していた。そんな中、ジャニーズ事務所で性加害騒動が起きたことをキッカケに、フジテレビは打ち切りを断行したようです。後番組にはジャニーズ関連の企画もあるという話ですが、フジテレビが『忖度番組』を打ち切ったことで事務所との関係見直しがあったのは間違いない」(スポーツ紙記者)
この2番組だけでなく、今年9月から開催されるバレーボールワールドカップに関しても、スペシャルサポーターに内定していたジャニーズグループの「Aぇ!group」が排除されたと言われる。
独占中継を行う予定なのがフジテレビで、急速なジャニーズ離れにファンだけでなくテレビ関係者の間でも衝撃が走ることになった。
「視聴率が悪くても、ジャニーズ事務所との忖度で継続している番組は民放各局に存在する。ただ、好感度の高いジャニーズタレントの番組ということで、視聴率が悪くてもスポンサー受けはよくCMは入っていた。そんな中で、性加害騒動が起きてその要になるCMも入らなくなる可能性が出た。フジテレビは他局に比べ視聴率が悪い番組が多いですし、思い切ってジャニーズ排除を進めているようです。特にバレーボールワールドカップに関しては、これまでV6、嵐、Hey!Say!JUMPなどが継続的に担当。中継番組にも出演し、グループにとっても大きなPR効果があった。それだけに、ジャニーズ事務所としてもかなりの痛手。各局も、フジに追随してジャニーズ切りに動き出す可能性もあります」(民放関係者)
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