〈年金月10万円の元自営業80歳・独居老人〉思い出いっぱいのマイホームを泣く泣く手放す決意も…不動産屋から告げられた「衝撃のひと言」【CFPが解説】
80歳のAさん。長年連れ添った奥様を亡くされたあと、思い出の詰まったマイホームで一人暮らしをするのは気持ち的にも辛いということもあり、子どもの勧めもあって、近くにできた老人ホーム入居を検討することになりました。Aさんは長らく自営業者だったこともあり、年金は月10万円ほどで決して多くはありませんが、預貯金は1,500万円ほどあったことから、老人ホームへの入居は資金的にはなんとかなるだろうと見込んでいました。
Aさんは慣れ親しんだマイホームを売却するかどうか悩み不動産屋に相談したところ、不動産屋は「いまのうちに売却して現金にしておいたほうが、不動産の管理も必要ありません。相場も悪くありませんし、いつ相場が下がるとも限りません。売却した資金を生活資金として使えます。売却が最善です」と勧めてきました。
Aさんとしては、思い出の詰まったマイホーム、急遽決めた老人ホームが自分に合うのかどうか不安もあります。また、ゆくゆくは子供たちに継いで欲しいという淡い気持ちも捨てきれません。
踏ん切りがつかず悩んでいたところ、不動産屋から次善策の提案として「売却するのが最善だと思いますが、どうしても抵抗があるなら賃貸に回してはどうでしょうか。管理は当社でやりますから。ひと月8万円ほどの家賃でしたらすぐに入居者さんは決まるでしょうし、老人ホームでの暮らしの費用にも充てられてこれからの暮らしが安心ですよ」とアドバイスを受けます。
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