イタリア有数の富裕層居住地であるポルトフィーノで、突然の「エアコン戦争」が勃発している。
14日、現地の新聞コリエーレ・デラ・セラによると、当局のエアコン取り締まりを契機に住民同士が互いに通報し合い、村の雰囲気が悪化しているという。
メディアによれば、ここ数年の気候変動の影響で、この地域でも夏の暑さが厳しくなり、当局の許可を得ずに無断でエアコンを設置する家が増えているという。
これに対し、ポルトフィーノ当局は今年1月から5月まで取り締まりを行い、テラスや屋上に違法設置された22台の室外機を発見した。気温が急上昇した6月以降には、さらに15件を摘発し、罰金が科せられた。
一部の住民は屋上に室外機を設置したり、周囲と同じ色のペンキを塗って隠蔽したが、住民の協力のおかげで隠された室外機を見つけることができたとメディアは伝えている。
コリエーレ・デラ・セラは、警察が匿名メールの助けを借りていると報じている。彼らは室外機の騒音が気になっていたり、自分を通報したと思われる近隣住民に対する報復として警察に匿名通報をしていると見られる。
近隣住民に招かれて訪問した後、こっそりエアコンの写真を撮って警察に渡した事例もあると現地メディアは伝えている。
https://www.kangnamtimes.com/ja/report/article/455407/