猛烈な勢力で中国やベトナムなどを直撃した台風11号による被害が各地で明らかになり、これまでにベトナムで58人の死亡が確認され、フィリピンと中国もあわせた死者は少なくとも82人にのぼっています。
日本の気象庁によりますとアメリカのJTWC=米軍合同台風警報センターが一時、最も強い階級の「スーパー台風」だと解析した台風11号は8日、熱帯低気圧に変わりました。
各国の国営メディアなどによりますとこの台風とそれに伴う土砂崩れや洪水などにより、これまでに少なくともベトナムで58人、フィリピンで20人、中国で4人のあわせて82人の死亡が確認されています。
特に被害が広がっているベトナムでは9日、北部で川にかかる橋が突然崩落し、車とバイクに乗っていた人が巻き込まれるなどこれまでに38人の行方がわからなくなっているということです。
台風11号による被害 ベトナム フィリピン 中国で死者82人に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240909/k10014576971000.html