ジャニー喜多川氏「性加害問題」の余波 ガチオタ不在の「1.6万筆・署名」巡りファン分裂
ついには、ジャニーズファンも動いた。今月11日、ファンらによる有志の団体「PENLIGHT(ペンライト) ジャニーズ事務所の性加害を明らかにする会」が東京都内で記者会見し、1万6000人余りのネット署名が同事務所に提出されたのだ。一連の動きを受けたジャニーズ事務所が“謝罪”に追い込まれたわけで、これ自体は意義のあることだ。今後の被害者対策に繋がれば救われる人もいる。<中略>
一方でこの「1.6万筆・署名」を巡り、ファンらは分裂状態にあるという。
「ペンライトの賛同人には、弁護士や作家、ジェンダー史研究者など幅広い識者が名を連ねています。若年被害女性等の支援を行っているColabo代表の仁藤夢乃氏もその一人。インターネットで『暇空茜』の名乗る男性が、昨年末、東京都監査委員に対し『Colaboには会計の不正と公金の不正受給がある』と住民監査請求を行ったことで知った方も多いでしょう。3月には住民訴訟が始まっています。
また、19年に『草津町長から性被害を受けた』と訴えた元町議が、逆に町長側から名誉毀損と虚偽告訴の罪で在宅起訴された事件で、元町議を支援していた人などが名を連ねていることから、反対派が《ジャニーズを政治利用にするのではないか》と疑念を持って怒りの声をあげています。
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