「登場当時はコンプライアンスや制約も少ないネット配信はクリエイターにとっても桃源郷とされ、手をあげる監督らも多かった。5000万程度とされるギャランティも聞こえはよいが、Netflix の大作を制作するにはキャスティングから撮影期間まで合わせれば1年から長ければ2年ほどかかってしまう。
仮に公開となっても再生回数が悪ければ、次回作はないのがほとんど。若い制作陣ほどリスクの高さを感じ、退社には及び腰になっている」(前出・テレビ局関係者)
再生数という数字至上主義で構築される動画配信サービス。その残酷さはこんな数字にも現れている。
「Netflixに移った日本の制作陣の活動期間は1年8ヵ月ほど。平均すれば1作品程度です。そのほとんどが実力主義のなかで次回作へは漕ぎつけられなかった。それほど動画配信サービスの世界は過酷と言える。ここ最近はテレビ局内でも風向きが変わり『金額は魅力的だが、良いように使われて終わる』と警戒する社員たちも増えてきている」(前出・テレビ局関係者)
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