1:名無しさん






そして1990年3月、ガンプラ発売10周年を記念して発売された『HG(ハイグレード)シリーズ』では、ランナー(プラモデルのパーツが付いた板)に「多色成形」が導入され、「いろプラ」の愛称を持っている。1枚のランナーに数種類の色を再現した成形方法で、塗装しなくても、アニメーションの表現に近いガンダムを再現できようになった。

さらに、2007年に発売された『FG(ファーストグレード)ガンダム00シリーズ』から、ランナーとパーツをつなぐゲート部分が簡単に折れる「タッチゲート」が、一部の製品に導入される。それまでのガンプラは、ランナーからパーツを取り外す際、ニッパーやカッターが必要だった。しかし、「タッチゲート」はゲート部分がとても細くなっているため、手で少し力を加えるだけで、パーツが取り外せるのだ。

この40年間は、コンピューターの普及と進化の時期にも重なる。ガンプラの設計にもコンピューターが用いられるようになり、パーツや色のシミュレーションがやりやすくなったという。「スナップフィット」と「多色成形」の技術も、どんどん洗練されているそうだ。

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