声優のドラマ進出が顕著になっている昨今。1月スタートの作品は特にその傾向が著しく、流石に「出過ぎだろ」などと物議を醸している。
日曜劇場の『Get Ready!』(TBS系)には、第1話から梶裕貴がゲスト出演したほか、三石琴乃がレギュラー出演。
月9ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』(フジテレビ系)には、宮野真守がレギュラー出演し、主人公のロースクール時代の同期役を演じている。
ほか、NHK大河ドラマ『どうする家康』に木村昴、日本テレビ系の水曜ドラマ『リバーサルオーケストラ』には津田健次郎、フジテレビ系の水10ドラマ『スタンドUPスタート』に雨宮天と、とにかく声優だらけだ。<中略>
ネット有名人を起用しても視聴率は低い
「声優をドラマに出演させれば、どれだけチョイ役でもSNSでバズりやすいので、一見コストパフォーマンスは良いように見えます。しかし、実はこの施策が最近、テレビ業界で物議を醸しているようです」(芸能記者)
1月1日にNHKで放送された『あたらしいテレビ』内で、現役のテレビマンが、ネット人気の高い人を起用することの裏側を語っていた。
「なんでも、SNSではバズっているものの、全く視聴率などに結びついておらず、実はあまり意味が無いようなのです。上層部がやたらと〝バズり〟を意識するために、ネット有名人を起用する傾向になっているとか。深夜番組はSNSでバズっても、結果として視聴率0%なんてこともあるそうですよ」(同・記者)
ネットの意見など全体で見れば、ごくわずかの、偏った意見でしかないようだ。
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