米国で働く日本人エンジニアのよしだたいき氏(@TaikiYoshidaJP )が、自身の幼少期の教育体験をX上で公開した。親が日本語しか話せない環境下でインターナショナルスクールに通わされたこと、さらに11歳から英国の寮学校へ単身で送られた結果、言語や生活面で深刻な困難に直面したと振り返っている。
同氏によると、日本在住時の6歳から10歳までインターに通わされた結果、漢字がほとんど書けず、日本語の運用能力も著しく低いままになったという。親からは「日本語はやらなくていい」と伝えられ、11歳で英国の寮へ一人で送り込まれた。そこでは8歳頃から学校の手続きを自力でこなし、いじめや人種差別を受けても親の介入がなく、一方的に耐え続けるか、学校側から自分が悪いと判断される状況が続いた。宿題などの学業支援も一切受けられなかった。
英国時代のいじめは陰湿で、証拠が残りにくいものばかりだったと具体的に挙げている。腐った牛乳をかけられる、トイレの個室上から濡れたトイレットペーパーを投げられる、原爆について触れられる、水風呂に放り込まれる、部屋のドアに放尿される、物品を盗まれる――といった行為が日常的に繰り返されたという。食事も満足できるものではなく、カップヌードルが一番のご馳走だったと過去の投稿で明かしている。
18歳で日本に戻った際、実家の住所を書くことさえ精一杯だったと吐露。そこから自力で日本語を習得し直す「罰ゲーム」を10年以上経験したと振り返る。2020年に自身が雑誌記事で取り上げられた際、「インターや留学経験があるエリート」と批判されたことにも触れ、「当事者からすれば、ショートケーキの材料を混ぜただけで焼かずに放置された中途半端な状態から、試行錯誤してようやく形にしたもの。経緯を知らずに批判されるのは悲しかった」と心情を吐露した。
現在は3人の子供の父親となった同氏は、「憧れだけで知らない言語だけを子供に学ばせてはいけない」と強く警告する。自身が経験した孤立や言語の空白、親の無理解による負担を、絶対に子供に味わわせたくないとの思いを強調している。
続きを読む