米東部10州などが7日に悪天候に見舞われ、少なくとも2人が死亡。1億1000万人以上が停電と向き合うことになった。
死亡者のうち1人はサウスカロライナ州在アンダーソン在住の15歳の少年。祖父母の家を訪ね、車から出たときに強風でなぎ倒された木が直撃して命を落とした。もう1人はアラバマ州フローレンス在住の28歳の男性。地元テレビ局によると落雷で死亡したとされている。
この日は広域にトルネード、落雷、雹などの警報が発令。竜巻注意報が出ていた首都ワシントンDCでは午後5時から雨が降り始め、ナイトゲームとして組まれていた大リーグのナショナルズ対フィリーズ戦は中止となった。AP通信によれば、空の便は併せて1500便が欠航。7000便の発着が遅れた。
バイデン大統領は予定を90分繰り上げてアリゾナ、ニューメキシコ、ユタ各州での遊説に出発。米気象局では2950万人に影響が出るという見解を示している。
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