タレントの中居正広(51)が9日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」(土曜後11・00)に出演。飲食店で食事をした際に経験した悲しいエピソードを長時間かけて話し、自身の感じ方がおかしいのかどうかリスナーに問いかけた。
途中まで大好きな野球などについて、いつも通り楽しいトークを続けていた中居。だが、番組序盤で唐突に「ちょっと腹たった話、していいですか?」と切り出した。
そして、「腹減って、腹たったんですけど。ハラハラ」と冗談めかした上で、ある飲食店に行った時のことについてトークを始めた。
「閉店間近の、ハンバーグ屋さんに入ったの。夜10時半ぐらい。(店は)11時に終わるのかな。一人で」。閉店間際の午後10時半ごろ、一人でハンバーグ店に入ったという中居。「その店はね、チェーン店でもないし、有名なところでもないし。でも、駅のすぐ近くにある」というハンバーグ店だったという。
中居のほかに客は1、2組。閉店まであと30分ということを聞いたうえでハンバーグとビールを頼んだという。ビールが500円、ハンバーグとご飯大盛りが1300円ぐらいで、合計2000円近い値段だったという。
初めて入った店で、店名も知らなかったその店のカウンターに座り、まずはビールでのどをうるおした中居。そして、空腹MAXの状態で、鉄板に乗ってジュージューと音を立てるデミグラスハンバーグがようやく目の前に現れた。
「ソースがはねるかもしれません」「全然大丈夫です。うまそー!」と店員と会話し、大盛りご飯も届いて「ごゆっくり」「いただきます」とついに待望の実食。だが、「年寄りのたわごとみたいに聞こえるかもしれないですけども。中居の個人的意見です」と前置きしたうえで話した内容は考えさせられるものだった。
「ハンバーグがまず、おいしくなかったの、うん。なんかね、ポソポソしてたのね。あれ?これ自分が思ってたのと違うなとは思ってたの。自分の口に合わないのか。これは全面的にみんなが思っているものなのか、それとも僕の個人的な感想なのかは分からない。でも、僕が感じたのはなんでこんなポソポソしてんだろうって。切った時もうポロポロポロポロしてて。口にしたら本当にカッサカサだったのね。ジューシーが好きかパサパサが好きかって言ったら、僕はジューシーが好き。それは好き嫌い。じゃ、ジューシーを求めているのか、ポソポソを求めているのか。僕はジューシーなのを求めてたの。でも、ここの店はポソポソが魅力なんですよって言われたら、それまで、ね。でも、おいしくなかったの、僕個人の味覚では」。
中居は日頃から庶民的な店でとんかつや豚のしょうが焼き定食、ハンバーグといった好物を食べており、決して高級店に好んで通っているわけではない食生活。自炊することもあるが、それも一般家庭で食べるような普通のメニューを好んで食べている。
この日のハンバーグは結果的に“外れ”。だが、「取り替えてもらうような話でもないし」「こういうものなんだろうな」と空腹が勝ってそのまま食事を続けたという。
続けて口にしたのはご飯の大盛り。大好きなご飯に大好きなデミグラスソースをつけて食べれば「何とかいける」と思ったという。だが、いざそのご飯を口にしてみると「ご飯がまずいの。びっくりしちゃって。いろいろ推測は考えられるんですけど。まず匂いがあったのね。(炊飯)ジャーの匂いっていうのか。それは気になったんだけども、許容範囲だったの、僕のなかで」。ハンバーグもご飯も自分が予想していたものとは違ったものの、空腹のため我慢して頬張った。
だが…。「匂いもそうなんだけど、ご飯がメチャクチャ硬かったのね。カチカチしてるのよ。せめてご飯だけでも。デミで誤魔化せるから、僕は。乗り越えようと思ったんだけども。ハンバーグの“僕の好みじゃない”よりもご飯の“なんだこれ”が強いぐらい。(炊飯ジャーの)横にへばり付いてたやつが入っちゃったのかなと思いながら」。ハンバーグはふた口、ご飯はひと口食べただけ。「どうしよう。でも、食べれない僕…と思って」。結局、カッチカチなご飯に耐え切れず、ここで会計に向かったという。
会計では、アルバイトと思われる若い男性に「申し訳ないんだけど、ご飯があまりにもカチカチで、乾燥しているのか…」と申し出。お金は全額支払ったうえで、店の今後を思って「上の人に言ってもらってもいいと思います」と丁寧に言ったという。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/5b02ed30e47cb0f88dec14ef9fe3230239dcb659
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