静岡おでんをよく食べるという静岡県民は…。
静岡市民20代
「(だし粉が)かかっていたら、よりおいしいと思う。こっちだと普通だけど、違う所に行ったらないみたいだから、やっぱこれが一番おいしい」
島田市民20代
「だし粉があると、静岡おでんを食べてるなという感じになる。(静岡おでんに)だし粉は欠かせないと思う」
他にはない静岡おでんの特徴でもあり、必要不可欠ともいえる「だし粉」。そんなだし粉に今、不穏な兆しが見え始めています。
|だし粉製造の現場では
静岡市清水区にある水産加工会社を訪ねると…<中略>
なんと、削り節に使う「イワシ」が足りないというのです。しかしイワシと言えば…。
|マイワシは記録的な豊漁のはずだが…
今年は全国的に、マイワシが記録的な豊漁だったはず。脂が乗ったマイワシが食卓を彩っていました。
それでも、イワシがない理由とは一体?<中略>
だし粉の材料には、脂が少ないイワシが向いているとされています。そのためイワシの中でも比較的脂が少ないカタクチイワシから作られることが多かったのですが、ここ10年ほど、全国的にカタクチイワシが不漁に。
そこで、こちらの工場では、マイワシも使うようになりました。
しかし、特に今年のマイワシは脂が多く、生で食べるのにはいいですが、だし粉を作るのには向いていません。なるべく脂が少ないマイワシを仕入れるものの、数が少ないため、コストも例年に比べて5割ほど増えてしまっているということです。
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