1:名無しさん




1.ガイドラインの概要
1-1 ガイドラインの目的と役割
車両用防護柵の設置は、1960 年代から行われ現在まで着実に設置延長を延ばし、車両の路外への逸脱は年々減少するという効果が得られている。しかしながら、防護柵の形状および色彩は、景観への配慮の観点では必ずしも周辺と調和したものとなっていない等の印象を与えていることは否めない。防護柵は、道路から景色や街並みを見る時、また道路を外から見る時、あるいは一連の景色のなかに道路がある時に、道路の外部と内部との境界あるいは境界付近に自然と目に入る施設である。地域に応じた美しい道路環境を創造していく観点からは、周辺の景色や街並みと道路とを調和させることが理想であり、景観への妨げを減らす配慮が必要となる。
本ガイドラインは、「美しい国づくり政策大綱」を契機として、道路景観全体の向上を目指すことを目的に、防護柵の設置・更新を検討するにあたって、本来の安全面での機能を確保した上で景観に配慮するとはどのようなことなのか、その考え方をまとめたものである。
1-2 適用する道路と防護柵の種類
防護柵は、全国の様々な道路に設置される施設であることから、本ガイドラインは、全国の全ての道路を対象とするものである。また、本ガイドラインでは、「防護柵の設置基準」(国土交通省道路局長通達、平成16年3月31日)に定められた全ての防護柵を対象とする。具体的には、車両を対象とする車両用防護柵(たわみ性防護柵、剛性防護柵)と歩行者等を対象とする歩行者自転車用柵を対象とする。

https://www.mlit.go.jp/road/road/bougosaku/