特許の公知の事実の話:
昔、なんも仕事してないのに、某ゲーム会社から ちょっとした金額が振り込まれた。
なんのお金かと 問い合わせたら、“先日の電話の御礼です”とのこと。
その会社では、新ゲームについて、他社から特許で訴えられていた。その取締役が、私に電話で愚痴を言ったのだが、私が“その機能なら、昔友人が発売したゲームにもありましたよ”と。
その一言で、その会社は、裁判に勝って、巨額の特許料を支払わなくてもよくなったとのこと…
特許の公知の事実の話:
— DoGA (@DoGA_CGanime) December 22, 2024
昔、なんも仕事してないのに、某ゲーム会社から ちょっとした金額が振り込まれた。
なんのお金かと 問い合わせたら、“先日の電話の御礼です”とのこと。… https://t.co/71hi3hE4f4
第二が「公知」です。不特定の人が公然と知りうる状態をいいます。実際に知っていたかどうかは問いません。製品の販売や展示がしてあって、分解したり、解析したりすることで、知ることができる状態になっていれば公知となります。知っていた人の数ではないので、一人でも知りうる状態になっていれば公知とされます。社内秘として、厳密に管理していても、どこかで知ることができる状態になってしまえば公知になりますので、情報管理は厳密にしなければ、自らの発明で公知の事実があるとして拒絶される恐れもあるのです。
全文はこちら
https://www.jpds.co.jp/info/IPknowledge/vol-13.html
この話をすると、友人のTが、その謝礼金をよこせと言ってくるのだが、
— DoGA (@DoGA_CGanime) December 22, 2024
既にそういうゲームがあって、公知の事実であるという情報の対価であって、
その機能のゲームを開発したことの対価じゃないから、ワシのもんだ(笑
なお、ゲーム会社間で特許の裁判は少ないそうです。
— DoGA (@DoGA_CGanime) December 22, 2024
“この特許を、このゲームに使わせてもらうから、その特許は使っても良いよ”と取引したりして。
あまり細かい話で、裁判ばかりしていると、お互いに無駄な費用がかかるんでしょうね。
だから、この話は、よほど敵対したか、もめたんでしょうね。
公知って調べるのはかなり難しいんですよね。特許権の場合は申請時に特許庁が一応のチェックはするけれどそこを通って公開中に第三者から物言いが付かないと特許権が認められる事になる。とは言え、実際にはこの段階でも公知の技術だったりする事はあるし、(続く)
— nao (@nao1392) December 22, 2024
その成立した特許に基づいて訴訟をおこなった場合でも、訴訟の範囲が広すぎて公知の技術まで含んじゃったりするケースもある。
— nao (@nao1392) December 22, 2024
友人が韓国政府が日本でキムチ販売向上のキャンペーン打つから、企画コンペ出ててと相談を受けたので、正式なレシピ、安全配慮の食材基準を設け、検査合格商品に政府発行のブランドマークつけるっての提案すれば?と言ったら大手を抜き採用されたと、ゴールデン街の串焼き屋で三回驕ってもらいました
— りあるつ (@realtsu) December 23, 2024
特許にするなら製品に固定すればいいんですが、ゲーム会社は無効申請できるのでそうしなかったのかが気になります。
— Sou (@BSea71) December 22, 2024
どちらかと言うとコールセンターとかで機械的な対応しなかった先方にもいい所はありました。
実際、公知の先行技術探すときにその界隈で長年仕事してる人の「なんかあった気がする」って馬鹿にできないんですよね。私は釣りやらないけど釣り船に優秀なガイドがつく感じようなじゃないかな
— ぺろき(wenderpunkt) (@wenderpunkt) December 23, 2024
まあ見つかったとして公知となった日付をどう証明するのが次の大問題であるんですが… https://t.co/uEFlKAaqVt
ヤバそうな特許が出ると、社内で「過去にこういう機能を使ったゲームがあったら教えて」というメールが来たな~。 https://t.co/eiLqwKhvdA
— ぜび (@xevixevi) December 22, 2024
先使用権が自社であれば認められますが、、、審査請求期間に公知例を情報提供しても最近は聞いてくれません。結構査定が甘くなってるので、大変です、、、 https://t.co/IR5WQvxYsT
— ネギ (@yo_neginegi) December 22, 2024
無効調査、良い特許文献・非特許文献がなかったときは新規性・進歩性欠如の主張がかなり絶望的なので(分野によるかも)この情報を聞いて実際に証拠にした知財部の人間からは救いの神に見えたと思います
— パラフィン (@alcplanetal) December 22, 2024
ゲームなので公知日・時・分も正確にわかりそうなのも嬉しい情報 https://t.co/7HDlSmG63S
特許の新規性、『こち亀』のギャグでも否定されてしまうので、やっぱりこういう情報は大事だな https://t.co/QbSl7Bf4lX
— 鵺(マッチ) (@nue_of_k) December 22, 2024