引続き船橋洋一『宿命の子 安倍晋三政権クロニクル』を読んでいて、いま下巻なのですが、安倍元首相のトランプへのアプローチが明らかにされているのが非常におもしろいですね。https://t.co/GJYo5OM1KL
— ま (@MValdegamas) November 10, 2024
【…G7首脳会議で、トランプがしばしば「シンゾーの言うようにしよう」「ここは、シンゾーにまかせる」といった発言をするのを聞き、首脳たちは「何が秘訣なのか?」と首を傾げた。
— ま (@MValdegamas) November 10, 2024
2017年のイタリア・タオルミーナG7サミットの際の日伊首脳会談では、イタリアのパオロ・ジェンティローニ首相が…
「どうやってトランプとうまくやれるのか」と真顔で安倍に尋ねた。
— ま (@MValdegamas) November 10, 2024
ドイツのアンゲラ・メルケル首相も「どうやってドナルドを手なずけるの?ン以下譲歩したから仲良くなったの?」と安倍に聞いたことがある。…
安倍は、トランプが政策そのものにはそれほど関心がなく、政策ペーパーを読まないし、発言要領も見ないことを知り、政策の細かい点は省略し、ストーリーで語り合うことを最初から心がけた。
— ま (@MValdegamas) November 10, 2024
「トランプと話すときは、君らがつくる紙は使えない。…
トランプは下から上がってる紙、全然読んでないんだよ。紙と紙ですり合わせた地合いで話しても意味がないから」
— ま (@MValdegamas) November 10, 2024
安倍は官邸スタッフにはそう言った。…
ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)が日本の国家安全保障局(NSS)と連携し、NSCスタッフがトランプの頭に刷り込みたいテーマとポイントを安倍からトランプに話してもらう作戦を行ったのはそうした内実を現している。…
— ま (@MValdegamas) November 10, 2024
…安倍がトランプとこれだけの回数の会談を重ねたのは、トランプとの会話を「つねにアップデートしないと、元に戻ってしまう」からでもあった。
— ま (@MValdegamas) November 10, 2024
通商交渉に関しても、トランプには1980年代の日米貿易摩擦の時代の対日観がこびりついている。…
中国とどのように国際秩序とルールをつくるか、そのために日米がどのように協力するべきかをめぐって何度も意見交換した。しかし「少しは共通理解ができたと思っても、次回、会うとまたゼロから積み上げなければならない。毎回、議論してもトランプの理解や省察が深まることはまずない」…
— ま (@MValdegamas) November 10, 2024
従って、「常に会い、アップデートし、刷り込んだ瞬間にトランプから指示を出してもらう」ことを安倍は心掛けた。】(『宿命の子』下、279-282頁)
— ま (@MValdegamas) November 10, 2024
すべてとは言いませんが、偉い人と話したり交渉したりする時の秘訣に通底するお話だと思ってました…(本読んでみます…
— Nemo (@kuronekococochi) November 10, 2024
あれほど目立った個性がなくて、あれほど在任期間が長く、成功して、諸外国に名を轟かせた政治家ってもも珍しいな。
— 辺野辺野 茂平次 (@MrbMpFqpqt71323) November 10, 2024
功績は巨大なのに、どうにも捉え所が無いんだ。
これは石破さんにできるかできないかとかいうレベルじゃなくて、安倍さん以外の誰にさせても難しいのではないでしょうか。 https://t.co/6042Dlqajy
— ジャッパの星 (@loira294) November 10, 2024
たしかにおもしろい。一方この先4年を考えると… https://t.co/NiElHgTCbm
— いさみ (@isami694) November 10, 2024
もはや介護の域だが、「アメリカ外交における大統領の認識が、同盟国とはいえあくまで外国である日本の首相を介在して動かされていた」となると、公にはとても認められないよな… https://t.co/6u7HIUQy9W
— 大ユニオン人 (@YuTORO) November 10, 2024